日本超音波骨軟組織学会誕生までの歩みと誕生後の主な出来事
■1992年
- 5月
- 社団法人日本柔道整復師会「骨観察法研究開発委員会」の業務の一環として、
筑波大学 藤田紀盛教授(当時)より、共同開発の申込が(株)エス・エス・ビーに有り、
研究開発に着手 - 8月
- (株)エス・エス・ビーは、超音波機器の総合メーカーである本多電子(株)との共同開発に着手
■1993年
- 5月
- (株)エス・エス・ビーは、薬事法に基づく医療用具販売業を届出
- 7月
- (株)エス・エス・ビーが当初計画のソフトウェア開発を完了し
本多電子(株)の超音波診断装置と組み合わせて、接骨院向けに販売を開始、
■1994年
- 10月
- 筑波大学 藤田紀盛名誉教授を会長に超音波観察装置研究会発足、観察例を掲載した会報を発刊
- 12月
- (株)エス・エス・ビーが筑波大学に研究委託。研究テーマ「超音波エコーによる骨軟部疾患の診断」、
委託先 体育科学系スポーツ医学 宮永豊教授(当時)、臨床医学系整形外科 福林徹助教授(当時)
■1995年
- 11月
- 千葉県超音波観察研究会立ち上げ(代表 社団法人千葉県接骨師会会員 大田崇先生)
■1996年
- 3月
- 第31回京都接骨学会にて社団法人京都府柔道整復師会学術部より発表と論文
「超音波骨観察装置の実際」配布 - 12月
- 第5回日本柔道整復接骨医学会総会(開催地 大阪)にて展示と発表
「超音波観察法」発表者 社団法人千葉県接骨師会会員 嶋木敏輝先生
■1997年
- 9月
- 近畿ブロック超音波画像観察委員会(委員長 社団法人京都府柔道整復師会会員 片川弘先生)発足
1998年5月には「超音波画像テキスト第1集」発刊 - 11月
- 第6回日本柔道整復接骨医学会総会(開催地 東京)にて展示と発表。
「超音波画像観察の応用」発表者 社団法人千葉県接骨師会会員 嶋木敏輝先生
■1998年
- 5月
- 第1回日本柔道整復師会 学術・実技研修会(開催地 東京)にて、展示と発表。
「骨損傷に於けるX線像と超音波画像の対比」発表者 社団法人京都府柔道整復師会会員 片川弘先生
「超音波骨観察の実技」発表者 社団法人千葉県接骨師会会員 嶋木敏輝先生 - 5月
- 東北運動器系超音波研究会(会長 大川井宏明先生、東北大学加齢医学研究所《当時》)発足
- 6月
- 第23回日本柔道整復師会 近畿ブロック学会展示
- 11月
- 日本運動器系超音波研究会(会長 東北大学仁田新一教授、加齢医学研究所所長《当時》)発足
■1999年
- 2月
- 東北大学艮陵会館にて第2回日本運動器系超音波研究会開催
■2001年
- 3月11日
- 第6回日本運動器系超音波研究会の終了後、活動休止を決議(仙台市)
- 17日
- 新たな研究会の全国組織発足準備会議開催(大阪市)
- 18日
- 第2回 関西運動器系超音波研究会(現在の日本超音波骨軟組織学会西日本支部学術集会)開催(大阪市)
- 4月14日
- 全国組織発足協議会開催(東京都)
- 15日
- 第5回関東超音波骨軟組織学術研究会(現在の日本超音波骨軟組織学会東日本支部学術集会)開催(東京都)
- 5月13日
- 第12回九州支部超音波セミナー(現在の日本超音波骨軟組織学会九州分科会)開催(福岡市)
- 23日
- 日本超音波骨軟組織学術研究会発足(会則、名称、役員等決定)
- 6月 9日
- 第1回理事会開催(名古屋市)
- 10日
- 第1回中部支部研究会(ML-ASUBA後援)(現在の日本超音波骨軟組織学会中部分科会)開催(名古屋市)
- 17日
- 第13回九州支部超音波セミナー(現在の日本超音波骨軟組織学会九州分科会)開催(鹿児島市)
- 9月15日
- 第3回関西支部研究会(現在の日本超音波骨軟組織学会西日本支部学術集会)開催(大阪市)
- 10月20日
- 第2回理事会開催(東京都)
- 21日
- 第1回日本超音波骨軟組織学術研究会(現在の日本超音波骨軟組織学会学術総会)開催(東京都)
- 11月 4日
- 第2回中部支部研究会(ML-ASUBA後援)(現在の日本超音波骨軟組織学会中部分科会)開催(名古屋市)
- ≪以下、学会の主な出来事のみ抜粋≫
■2002年
- 3月20日
- 会誌:日本超音波骨軟組織研究 第1巻・第1号「2001年度研究業績集」発刊
国立国会図書館よりISSN番号を取得し、以来各巻・各号を蔵書として寄贈 - 5月12日
- 第1回定時総会および症例検討会開催(福岡市)
■2003年
- 1月28日
- 接骨院・整骨院における超音波観察・診断装置の運用のためのガイドライン(第1版)完成
社団法人日本柔道整復師会会長に提出 - 3月 4日
- 上記ガイドラインを全研究会会員に配布(以来、学会会員には入会時に配布)
- 6月29日
- 第1回東日本支部北海道分科会開催(札幌市)
- 9月 4日
- 会誌 第3巻・第1号として「第3回日本超音波骨軟組織学術研究会 大会号」発刊
- 11月30日
- 第1回東日本支部東北分科会開催(仙台市)
■2004年
- 3月27日
- 臨時総会開催 法人化、学会化を決議(東京都)
- 5月11日
- 有限責任中間法人 日本超音波骨軟組織学会 法人登記完了
- 16日
- 研究会の第3回定時総会/決算総会開催
法人としての学会の第1回定時総会および記念基調講演、研究発表会開催(大阪市) - 9月26日
- 日本超音波骨軟組織学会 第4回学術総会(全国大会)開催(大阪市)
- 12月31日
- 会誌 第4巻・第2号(増刊号)「超音波観察入門(2004年12月改訂版)発刊、全会員に配布
■2005年
- 1月 9、10、30日
- 第1回認定資格試験対策セミナーを理事向けに開催(東京都)
- 5月 8日
- 第2回認定資格試験対策セミナーが東日本の会員向けに開催スタート(東京都)
- 21日
- 第1回学会認定資格「運動器系超音波技師」試験を理事向けに実施
- 6月26日
- 第3回認定資格試験対策セミナーの西日本の会員向け開催スタート(大阪市)
■2006年
- 1月15日
- 第2回学会認定資格「運動器系超音波技師」試験を認定資格試験対策セミナー修了会員向けに実施
■2008年
- 4月20日
- 日本超音波骨軟組織学会編「入門 運動器の超音波観察法」を医歯薬出版社から発刊
- 12月 1日
- 法改正により、学会は一般社団法人に移行
■2009年
- 5月17日
- 第6回定時総会にて一般社団法人への移行に伴う変更登記、定款変更等を決議(大阪市)
- 27日
- 一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会の名称、定款、理事等の登記を完了
■2010年
- 10月17日
- 記念すべき第10回学術総会開催(大阪市)
『22年度は学術総会、学術集会、分科会と認定資格試験対策セミナー等を全国で20件開催』
■2011年
- 5月15日
- 日本超音波骨軟組織学会第8回定時総会 開催(大阪市)
- 10月30日
- 日本超音波骨軟組織学会第11回学術総会(全国大会)開催(東京都)
『23年度は学術総会、学術集会、分科会と認定資格試験対策セミナー等を全国で20件開催』
■2012年
- 5月20日
- 日本超音波骨軟組織学会第9回定時総会 開催(東京都)
初級セミナーを賛助会員である(株)エス・エス・ビーに業務委託し、
「上肢」「下肢」「体幹」という単位の代わりに参加ポイントを取得とする事になる。 - 9月30日
- 賛助会員である(株)エス・エス・ビーに対し正式に業務委託先として締結し、
主たる事務所を福岡県春日市に設置する事が臨時総会で承認される。
他、新執行部として運営部、学術部、編集部、総務・経理部、渉外部として理事により編成。
■2013年
- 2月 4日
- 主たる事務所を福岡県春日市に変更登記、定款変更の完了。
- 5月12日
- 日本超音波骨軟組織学会第10回定時総会 開催(大阪市)
今後、非営利型の一般社団法人へと移行していく事を決議。 - 6月16日
- JSBM認定超音波ハンズオンセミナー入門編が初めての単独開催を行う。
■2014年
- 5月11日
- 日本超音波骨軟組織学会第11回定時総会 開催(東京都)
- 独立行政法人科学技術振興機構への文献データの登録。
- 「臨床運動器系超音波技師」資格の発足。
- 「運動器系超音波技師」資格の名称を「基礎運動器系超音波技師」へ変更。
- 「認定講師」資格の名称を「運動器系超音波認定講師」へ変更。
- 各認定資格に於いて、カード形式の資格証を発行。
- 8月 6日
- 『接骨院・整骨院における超音波観察・診断装置の運用のためのガイドライン』改め、
『接骨院・整骨院における超音波観察装置の運用マニュアル』と称し、第3版第1刷りとして完成 - 10月11日
- 第1回 学会認定資格「臨床運動器系超音波技師」試験の実施
■2015年
- 3月11日
- 公益社団法人日本柔道整復師会、一般社団法人全国柔道整復師連合会に対し、それぞれの会館を訪問し、柔道整復師による超音波画像診断装置の更なる普及目的の為、検査料の保険適用認可の必要性を説明し、学会の活動支援ならびに関係省庁への働きかけを要請。
- 5月17日
- 日本超音波骨軟組織学会第12回定時総会 開催(東京都)
- 10月25日
- 日本超音波骨軟組織学会第15回学術総会(全国大会)開催(大阪府)
公益社団法人日本柔道整復師会 工藤鉄男 会長より、超音波画像診断装置使用に対する見解を広く伝える必要があるとの趣旨から、特別寄稿として今学術総会へビデオメッセージが送られた。
■2016年
- 4月24日
- JSBM認定超音波ハンズオンセミナー初級編(東京開催)に於いて、実技講習とする「教育セミナー」の際、初めてレベル毎にブースを分けて実施された。
- 5月22日
- 日本超音波骨軟組織学会第13回定時総会 開催(大阪府)
- 10月9日
- 日本超音波骨軟組織学会第16回学術総会(全国大会)開催(東京都)
藤田紀盛名誉会長が9月13日にご逝去された事の知らせを受け、執行部一同含め、参加者全員で黙とうを捧げられた。 - 10月23日
- (公社)日本柔道整復師会第41回近畿学術大会奈良大会(奈良県橿原市)において、本会の山田直樹会長が特別講演として「次世代の柔道整復術を考える―超音波画像診断装置を自在に操る時代へ―」とした演題で講演。
■2017年
- 5月13日
- 5月14日
- 認定資格試験対策セミナーの開催を、年3回のカリキュラムから1泊2日の開催へ変更となり、初めての開催を大阪府にあるホテルコスモスクエア国際交流センターにて実施された。
- 5月20日
- 日本超音波骨軟組織学会の第14回定時総会の前夜に於いて、公益社団法人日本柔道整復師会 工藤鉄男会長、ならびに本会の賛助会員である株式会社エス・エス・ビー社 大城英夫社長をお招きし、本会の執行役員一同と懇親の席を設け会食された。
- 5月21日
- 日本超音波骨軟組織学会第14回定時総会 開催(東京都)
- 10月22日
- 日本超音波骨軟組織学会第17回学術総会(全国大会)開催(大阪府)
■2018年
- 1月10日
- 一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会編 「入門 運動器の超音波観察法 実技編‐プローブワークを中心に‐」を医歯薬出版社から発刊
- 5月20日
- 日本超音波骨軟組織学会第15回定時総会 開催(大阪府)
「教育セミナー中級編」の名称を「認定資格試験対策セミナー」へ変更。 - 10月21日
- 日本超音波骨軟組織学会第18回学術総会(全国大会)開催(東京都)
■2019年(令和元年)
- 5月18日
- 平成より令和へと改元され、初めての定時理事会が実施された。 理事会の決議に於いて、今期よりポスター発表を学会プログラムに組み込ませ、「症例コミュニティ―」という名称で実施する事とされた。
- 5月19日
- 日本超音波骨軟組織学会第16回定時総会 開催(東京都)
- 7月6・7日
- 教育セミナー中級編の名称改め、「認定資格試験対策セミナー」と称し、第1回目の開催(東京開催)が開催された。
- 10月27日
- 日本超音波骨軟組織学会第19回学術総会(全国大会)開催(大阪府)
■2020年(令和2年)
- 5月17日
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、本会で初めての書面による総会を実施。また、本総会の終結をもって、長尾淳彦会員が本会の理事、代表理事(副会長)に就任。
- 6月6日
- 本会で初めてのオンラインセミナー(ウェビナー)を開催。初回はテスト開催とするため、トライアルウェビナーと称して開催。
- 6月28日
- 第1回 JSBMウェビナー(Webセミナー)を開催
- 10月18日
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に収束がみられず、日本超音波骨軟組織学会 第20回学術総会(全国大会)開催(大阪府)に於いても、初めてのオンライン開催を実施。
■2021年(令和3年)
- 5月22日
- 日本超音波骨軟組織学会 第18回定時総会≪東京都≫をハイブリッド開催としてLIVE配信。
- 9月11日
- 初めてフォローアップセミナーをオンラインにて開催。
- 10月17日
- 日本超音波骨軟組織学会 第21回学術総会(全国大会)≪大阪府≫をオンラインにて開催。
■2022年(令和4年)
- 5月22日
- 日本超音波骨軟組織学会 第19回定時総会 開催(大阪府)をオンラインと対面とでのハイブリッド型式にて開催。
- 6月19日
- 第23回フォローアップセミナーを初めてハイブリッド型式で開催
- 10月16日
- 日本超音波骨軟組織学会 第22回学術総会(全国大会)≪東京都≫を初めてハイブリッド型式にて開催。
■2023年(令和5年)
- 5月21日
- 日本超音波骨軟組織学会 第20回定時総会 開催(東京都)をオンラインと対面とでのハイブリッド型式にて開催。
- 7月8日
- 認定資格試験対策セミナーを初めてオンラインで開催
- 10月22日
- 日本超音波骨軟組織学会 第23回学術総会(全国大会)≪大阪府≫をオンラインと対面とでのハイブリッド型式にて開催。
■2024年(令和6年)
- 3月25日
- 日本学術会議協力学術研究団体の指定を取得。