日本超音波骨軟組織学会 認定資格試験対策セミナー
認定資格試験対策セミナー
受講には参加要件が設けられており、要件を満たした方のみの受講となります。
1泊2日のプログラムが組まれており、最終レポートを完成された受講者のみが認定資格試験対策セミナーの修了とみなされます。
この認定資格試験対策セミナーを修了すると、運動器の筋骨格系医療現場に於いて、安全に正しく超音波診断装置を導入して頂くための、音響工学知識と部位に応じた画像描出スキル、各症例に応じた画像読影スキルの習得が可能です。
参加資格(14ポイント)を満たし、受講年度及び、その前年度が会員であり、 医療系の国家資格をもつ希望者対象。
1.募集時期
毎年2月から3月の間に次年度の募集をホームページなどで行う。2.開催時間と回数
合計の開催時間は16時間とし、これを2日間で実施する。3.最小開催人数
最小開催人数は5名以上とし、最大開催人数は15名程度とする。参加者が5名以下の場合は開催しない。4.受講資格
医療系の国家資格を持つ本学会の会員で、以下の参加ポイント一覧より14 ポイント以上修得した者とする。【参加ポイント一覧】
1.学会誌論文掲載(原著論文):14ポイント
2.学会誌論文掲載(研究ノート、短報):10 ポイント
3.発表(全国大会):12 ポイント
4.発表(支部学術集会):8 ポイント
5.発表(超音波ハンズオンセミナー):4ポイント
6.参加のみ(全国大会):4 ポイント
7.参加のみ(支部学術集会):2 ポイント
8.参加のみ(超音波ハンズオンセミナー):2 ポイント
※上記の発表ポイントには参加ポイントが含まれます
5.受講に関する必要事項
1.受講年度と、その前年度に継続して会員であること。(注)学生会員、賛助会員は受講できない。
2.超音波診断装置を所有しているか日常的に使用できる環境であること
3.パソコンとワード及びパワーポイントの使用環境を用意できること
4.超音波画像をパソコンに取り込める(データ化できる)環境を用意できること
5.パソコンのE-mail で情報のやり取りが可能な環境を有していること
6.受講料
1名につき3万5千円(レポート未提出者や途中辞退者は受講資格を失い、受講料は返金されない。但し、30,000円を追加納入する事によって、次年度以降、新たに再受講する事を可とする。)
開催要項
第1日目
- 1. 実技チェック並びに講師指導
- 2. 音響工学と機器の安全な使用法学習
- 3. 症例教材を基にした、講師を交えた全員での検討ディスカッション
- 4. 持ち寄り症例によるプレゼンテーション実習
- 5. 研究発表レベルでのプレゼンテーション原稿の作成指導ならびに修正作業
第2日目
- 1. 持ち寄り症例の発表。その後、講師を交えた全員での質疑応答を行う。
なお適当な症例と課題が無い受講者については、事前に必ず事務局に問い合わせること。 - 2. 症例教材を基にした、講師を交えた全員での検討ディスカッション
- 3. 実技チェック並びに講師指導
- 4. 1ページ抄録の作成方法、レポート(文章)の書き方
なお、開催日程、内容などは変更されることもあるので詳細は都度、受講者に通知する。
最終課題
認定資格試験対策セミナー修了レポート(抄録形式)の提出後、査読員による査読を実施する。合格の者に対して修了とする。
なお、必要に応じて修了レポートは学会誌に掲載する。
日本超音波骨軟組織学会 フォローアップセミナー
フォローアップセミナー
当会の認定資格である「基礎運動器系超音波技師」を取得された会員のみが参加できるセミナーとなります。
セミナー内容は、これまでの教育セミナーでの復習を兼ね、全ての参加者の実技チェックを行います。
実技チェックが終了した後には、講師による課題部位についてのプローブ走査のデモンストレーションを行ないます。
これは、学会認定の資格保持者が、共通した認識でプローブ走査を行う事を目的としています。
基礎運動器系超音波技師資格を取得し、有効である者を対象に7,000円で実施。
既に学会認定資格をお持ちの皆様と、本学会で中心的な役割を務められている講師の方々との情報交換と交流を深め、継続的なスキルアップを行う為のセミナー。