一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第15回 超音波ハンズオンセミナー初級編 大阪開催

大阪城の桜も見頃となった4月中旬。大阪市にある富士通関西システムラボラトリ4階 大会議室において本年度最初のセミナーが開催されました。 総勢70名(スタッフ含む)の先生方にお集まり頂く事ができ、会員外の方も多く活気と熱気に満ち溢れた模様をお伝え致します。
今回は「膝・足関節」をテーマにシンポジウム・実技講習が実施されました。

日時
2014年4月13日(日)9時50分から16時00分まで
場所
富士通関西システムラボラトリ  4階  大会議室(大阪市中央区城見2-2-6)

 『シンポジウムの部』

座長:澤田 規(大阪府)
副座長:山田 直樹(愛知県)
パネリスト:金田 晋(愛知県)・奥村 卓巳(愛知県)・小林 久文(長野県)

 テーマ『下肢の外傷』 症例報告者

①「超音波診断装置の有用性~下肢編~」
奥山 建志(大阪府)
②「超音波観察装置が役立った下肢の3症例(有痛性分裂膝蓋骨・再発内反捻挫・ファベラ)」
酒本 哲聖(大阪府)
③「下肢外傷における超音波診断装置のピットホール」
山根 款(大阪府)
④「膝棚障害及び第5中足骨骨折におけるレントゲン、エコー、MRIの比較検討」
立山 直(大阪府)

当会の評議員4名の先生方に症例報告として臨床現場で得られた症例を発表して頂き、発表終了後、パネリストを含め参加者からも多くの質問が飛び交うシンポジウムとなりました。

左から:澤田 規先生、山田 直樹先生、小林 久文先生、金田 晋先生、奥村 卓巳先生

【教育セミナー講義の部】

講師:小林 久文(長野県)
初級編 講義テーマ ‐「膝関節」-

【教育セミナー実技の部Ⅰ】

講師:小林 久文(長野県)
初級編 観察部位 -「膝関節」-
内側側副靭帯(MCL)、鷲足、側膝蓋大腿靭帯(MPFL)、膝蓋腱
インストラクター:奥山 健志、酒本 哲聖、山根 款、立山 直

【教育セミナー実技の部Ⅱ】

講師:小林 久文(長野県)
初級編 観察部位 -「下腿・足関節」-
下腿・腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱、その他
足関節・前距腓靭帯、前下脛腓靭帯、踵腓踵腓靭帯、二分靭帯、その他
インストラクター:奥山 健志、酒本 哲聖、山根 款、立山 直

今回の教育セミナーでは「講義の部」と「実技の部」の時間を分けて開催されました。講師は他地域の開催やフォローアップセミナーでもご協力を頂いております、長野整形外科クリニックに勤務されております理学療法士の小林久文先生をお招きし症例画像も参照しながら、解剖・症例、描出方法等の講義をしていただきました。また、実技の部では各ブースにインストラクターが就き、参加された先生方には実際に装置を使った実習で臨床的な活用方法を学んでいただきました。

左から:奥山 健志先生、酒本 哲聖先生、山根 款先生、立山 直先生

【Q&Aコーナーの部】

座長:金田 晋(愛知県)
パネリスト:
山田 直樹(愛知県)、奥村 卓巳(愛知県)、
小林 久文(長野県)

事前に寄せられたご質問を豪華パネリストの先生方に解説を交えながら答えて頂く事となりました。
今回は3件の質問が寄せられ、中でも症例データ付きでのご質問も頂き、これまでになく有意義なコーナーとなりました。

【閉会の辞】

賛助会員 富田 孝次(茨城県)

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