日本超音波骨軟組織学会の学会認定資格「基礎運動器系超音波技師」の資格をお持ちの皆様と、本学会の開催で中心的な役割を務められている講師の方々との情報交換と交流を深め、皆様の継続的なスキルアップの一助とする為に企画されたものです。今年も大阪にて約6時間の長丁場となる開催となり総勢36名の参加者にお集まりいただきました。

日時

2014年7月19日（土）15時00分から21時00分まで

場所

富士通関西システムラボラトリ8階  セミナールームB  (大阪府大阪市中央区城見2-2-6)

講師

山田 直樹先生､ 奥村 卓巳先生､ 小林 久文先生

特別講師

本多電子(株)、石黒 稔道先生

大会長

澤田 規 理事

【講師実習】

講師：山田 直樹先生・奥村 卓巳先生・小林 久文先生

実技チェック

講師デモンストレーション

実技‐上肢編‐復習、実習、再現

今年度から始まる「臨床運動器系超音波技師」試験に基づき参加された「基礎運動器系超音波技師」を有する参加者の実技チェック(OSCE形式)が行われました。実技チェックに先立ち講師からのデモンストレーションがありましたが、このデモンストレーションは全身の描出・走査方法、考慮される損傷など細やかな説明がございました。
その後、参加された先生方には講師から描出部位を出題され、試験さながらの実技チェックを受けていただきました。

【特別講演】

講師：本多電子(株)　石黒 稔道氏

昨年に引き続き(東京開催　2013.07.20)本多電子株式会社の石黒氏をお招きし特別講演をしていただきました。基礎知識・音響工学や超音波機器の最適な設定など超音波機器メーカーならではの貴重なお話を頂き、また、新プロジェクトについても非常に興味深いお話もございました。近年、飛躍的に良くなっている超音波機器ではございますが更なる進歩を予感させるご講演となりました。

【画像診断比較】

講師：小林 久文先生

画像診断比較という事で講師の小林先生にはエコー画像・レントゲン・MRI等を用いた画像比較という事でご講演をいただきました。エコー所見と他機器での見え方の違いや他機器に比べ超音波機器の有用性など沢山の症例をお持ちいただきご教授頂きました。

【症例検討】

最後のプログラムでは、参加者から事前に寄せられた疑問・質問など、日頃苦労し悩んでいる課題を講師を交えた参加者全員でディスカッションを行う場となりました。
質問も相次ぎ､開催終了時刻一杯までディスカッションを行うなど､第9回フォローアップセミナー＜大阪開催＞も盛況な開催となりました｡