第6回ハンズオンセミナー入門編 東京開催
夏の突き刺さるような暑さもひと段落しました9月上旬、東京都江東区にあるタイム24にてハンズオンセミナー入門編が開催されました。参加者66名(スタッフ含む)と例年より多くの参加者にお集まりいただく事が出来ました。また、若い先生方は未会員の先生方の参加も多く入門編ならではの開催となりました。今回参加して頂いた若い先生を中心に次世代を担っていただけることを期待します。
- 日時
- 2014年9月7日(日)10:00~13:00
- 場所
- タイム24ビル2階 HOLL1 (東京都江東区青梅2-4-32)
- 講師
- 曽山良之輔(JSBM理事)、新井達也(JSBM理事)矢島勇先生(JSBM理事)
【開会の辞】
賛助会員 富田孝次
【入門講習】
- 講師:曽山 良之輔 先生
柔道整復師が超音波観察装置を使用する事に対し厚生労働省から発行されました通達文のご総会、学会のガイドラインなどの使用上の注意点をご説明頂きました。
また、実際に超音波観察装置を使用している柔整師は業務に於いてどのように使用しているのかを曽山先生よりご紹介いただきました。
【症例セミナー】
- 講師:新井達也 先生
このコーナーでは新井先生より、超音波観察装置を用い実際にどのような症例を観察する事が出来るのか、他機器等に比べどのくらい有用であるか柔整師の業務範囲内での症例をご紹介いただきました。
ご紹介の中では様々な症例を拝見させていただき、中でも「超音波で骨折は分かるの?南部損傷はどの様に観えるのか?」との疑問には、レ線やMRI画像と超音波画像を見比べて頂きそれぞれのメリットとデメリットをご説明頂きました。
【超音波体験】
- 講師:曽山 良之輔 先生、新井 達也 先生、矢島 勇 先生
超音波体験の様子
参加して頂いた先生方には実際に実機を使用し体験して頂く時間を設けました。実習に先立ち、矢島先生より本日のテーマである「足関節」の描出方法について。また、関連する症例やプローブワーク等のご説明を頂きました。初めて機器を触れる参加者や、導入後間もない方も多くいらっしゃった様でしたが、インストラクターに就いて頂いた講師から丁寧な説明を受けられたようで「なるほど!」とうなずく先生も沢山いらっしゃいました。当学会に参加して頂き日頃の不安や疑問に即座に対応できるのは最大のメリットかと思われます。
【質疑応答】
- 司会:矢島 勇 先生
パネリスト:曽山良之輔 先生、新井達也
開催最後のコーナーでは事前に寄せられた質問や当日参加してみて疑問に思ったことなど、超音波に関するあらゆる事を講師の先生方に聞いて頂く時間となりました。導入間もない方や、これから導入を検討しようとしている先生方から多くの質問が投げかけられました。
曽山良之輔 先生(左)・新井達也 先生(中)・矢島勇 先生(右)