第7回 超音波ハンズオンセミナー入門編 大阪開催
今回の入門編は新大阪駅の近くにある新大阪丸ビル別館で開催されました。当日は大阪マラソンも開催されており、交通の便も悪い中、総勢44名のご参加と入門編としては多くの先生方にご参加頂きました。講師には山田 直樹理事、金田 晋理事にお越し頂き、『超音波とは何か』をテーマに、講義や実技体験を行って頂きました。その開催の様子をお伝えしたいと思います。
- 日時
- 2014年10月26日(日)9時50分 から13時00分まで
- 場所
- 新大阪丸ビル別館 4階 4-1号室(大阪市東淀川区東中島1-18-22)
- 講師
- 金田 晋(大会長、JSBM理事)、山田 直樹(JSBM会長・理事)
【入門講習】
- 講師:金田 晋 先生
柔道整復師が超音波観察装置を使用することに対し、厚生労働省から発行された通達文のご紹介、学会の運用マニュアル(旧ガイドライン)などの使用上の注意点のご説明をして頂き、五十肩を例とし柔整師の施術内容からプローブ走査での見方などをわかり易くプレゼンをして頂きました。
【症例セミナー】
- 講師:山田 直樹 先生
どのような症例が見ることが出来、どのぐらい優位性があるのか。また、柔道整復師の業務範囲の中では、どの程度観察して良いものなのかなどを教えて頂きました。その後は超音波画像を中心に、「このような患者が来院された際はどのように判断し対処するか?」など質疑を交えながら進めて頂きました。
【超音波体験】
- テーマ『肩関節』 講師:山田 直樹 先生
超音波体験の様子
初めに、山田先生の講義から入りプローブワーク(長軸、短軸走査)、カラードップラー、などの説明をして頂きました。講義後は超音波を使用し、プローブ操作、見方、当て方の説明をして頂き、各ブースに分かれ先生方も実際に実機に触りインストラクターの方々に細かいアドバイスを受けながら体験でき、各々が何かしらの収穫を得られたと感じられるセミナーとなりました。
【質疑応答】
- 金田 晋先生・山田 直樹先生
本日、講師として担当して頂きました金田先生、山田先生より参加された先生方からの質疑に答えて頂きました。大腿部の肉離れの抽出するコツや、半月板損傷の見分け方や診断後の判断方法などの質疑があり、盛況のうちに時間となりました。