一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第9回 超音波ハンズオンセミナー 入門編 東京開催

このたびの超音波ハンズオンセミナー入門編は、東京はお台場エリア、江東区青梅のタイム24ビル1階ホールにて行われました。当日は交通機関などの乱れもあり、欠席が8名程みられたものの、総勢95名(スタッフ含む)の先生方に参加していただきました。
今回の講師は、JSBM理事であり認定講師でもある曽山良之輔先生(新潟県)、對馬雅彦先生(茨城県)、新井達也先生(埼玉県)の3名がお越しになり、曽山先生を大会長とされ、超音波とは何か、柔整師は接骨院においてどのように超音波診断装置を活用しているのかなど、入門編として分かりやすく講義をしていただきました。

日時
2015年4月12日(日)9時50分から13時00分まで
場所
タイム24ビル 1階 HALL1(東京都江東区青海2-4-32)

入門講習

講師 曽山良之輔 先生(新潟県)
柔道整復師が超音波診断装置を使用することに対し、厚生労働省から発行された通達文のご紹介と、学会における運用マニュアル(ガイドライン)における使用上の注意点について説明していただきました。また、超音波とは何か・装置の構成・現場での導入例・導入における有用性について紹介していただきました。

【症例セミナー】

講師:新井達也 先生(埼玉県)
症例セミナーでは新井先生より、超音波診断装置を用い実際にどのような症例を観察する事が出来るのか、レントゲンやMRIなど他機器に比べどのくらい有用であるのか、柔整師の業務範囲内での症例を紹介され、上肢・手・指を中心に、超音波で見ることができる組織や症例について説明していただきました。

【超音波体験】

講師:對馬 雅彦 先生(茨城県)
今回は『手関節・手指』をメイン観察部位とされ、手指を中心に観察の仕方について説明していただきました。特にリスター結節を観察するためのプローブ操作・ランドマーク-目印の見つけ方等丁寧に説明していただきました。その後、参加者の先生方も夫々観察者役・患者役になって、インストラクターの先生にアドバイスを受けながら実際に実機に触れて操作を体験されました。




【質疑応答】

曽山良之輔先生、新井達也先生、對馬雅彦先生
質疑応答のコーナーでは、若い先生方からの質問が積極的に飛び交い、講師の先生方には丁寧に答えていただき、盛況のうちに時間を迎えました。今回参加の若い先生方には次世代を担っていただけることを期待します。

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