第10回目となる超音波ハンズオンセミナー入門編が、2015年4月26日に名古屋市にあります名古屋企業福祉会館にて開催されました。天候も晴れ晴れとし、当日は36名の参加者が集いました。

日時

2014年4月26日（日）9時50分から13時00分まで

場所

名古屋企業福祉会館 5階 第1会議室（名古屋市中区大須2丁目19-36 )

入門講習

講師　金田　晋先生

まず初めに、厚労省から発行された通知文を踏まえ、柔道整復師がどのように超音波画像診断装置を使用しなければならないか。また、今現在、超音波画像診断装置の導入者はどのぐらいいるのか等、当会の運用マニュアルに沿った説明と共に柔整業界の現状について等のお話しをして頂きました。

【症例セミナー】

講師：金田　晋先生

「超音波？臨床に役立つの？」という題目で、超音波による音が反射して画面上に写る仕組みや実際にどのように見えるのかなど、MRI画像と超音波画像とを見比べた上で説明して頂きました。『骨折はわかるのか？』という質問にも、実際撮られた画像で詳しくご説明して頂きました。

【超音波体験】

講師：山田　直樹先生

冒頭では日本超音波骨軟組織学会の認定資格に関するお話をして頂き、どのようなメリットがあるのかなどを説明して頂きました。その後、この度のメイン観察部位と荒れる『膝関節』に於いて、部位ごとのプローブ走査の違いや当て方のポイントや見方の説明をして頂きました。各ブースに分かれ、観察に必要な知識、所見の見極め方などを丁寧に指導して頂きました。参加された先生方も描出ポイントをイメージしながら学ぼうとする姿勢が印象的でした。

【質疑応答】

座長：金田 晋、山田 直樹

参加者の方々から多くの質問を頂き、１つ１つ時間の許す限り丁寧に答えて頂きました。 質問も多く上がり、盛況のうちに閉会いたしました｡