第29回超音波ハンズオンセミナー初級編(北海道開催)
2016年6月12日、札幌市中央区にある札幌市教育文化会館4階 研修室403において、
第29回超音波ハンズオンセミナー初級編が開催されました。
「YOSAKOIソーラン祭り」で賑わう中、総勢53名の参加者にお集まりいただきました。
- 日時
- 2016年6月12日 9時20分から15時まで
- 場所
- 札幌市教育文化会館4階 研修室403(札幌市中央区北1条西13丁目)
【開会の辞・連絡事項】
富田孝次 賛助会員(茨城県)
【基調講演の部】
司会:工藤重孝 学会理事、大会長(北海道)
- 『整形外科でのエコーの役割-世界からエコーがきえたなら-』
- 医療法人社団 ながさわ整形外科
院長 永澤雷太
「整形外科でのエコーの役割-世界からエコーがきえたなら-」という演題にて、医療法人社団ながさわ整形外科の永澤雷太院長より、エコーの長所である「無害」「安い」「欠点が無い」等のお話とともに、病態を患者に説明する際、超音波画像診断装置の「画像」を用いた説明が「言葉」だけの説明より納得する機会が多いとのお話を頂きました。また、症例の解説を通し、超音波画像診断装置の優れた点についてもお話いただきました。
【症例セミナーの部】
司会:西家洋昭 学会理事(北海道)、臨床運動器系超音波技師
司会には北海道地区の学会理事であり、学会認定資格「臨床運動器系超音波技師」でもある
西家洋昭先生に担当して頂きました。
発表者として北海道地区の「基礎運動器系超音波技師」信田千洋先生、重原浩貴先生、
「たけだ整骨院 麻生駅前」の千葉圭悟先生に症例を紹介して頂きました。
- 「下肢筋挫傷の観察についての一考察」
-
信田千洋先生
- 「超音波による足根骨の成長の観察」
-
重原浩貴先生
- 「下前腸骨棘裂離骨折の一例」
-
千葉圭悟先生
千葉先生の発表後、矢島勇先生、曽山良之輔先生より実際に腸骨の抽出方法についての解説が行われました。
【教育セミナーの部】
講師:矢島 勇 学会理事(埼玉県)
- 初級編 -足関節―
- インストラクター:曽山良之輔(新潟県)、信田千洋(北海道)、
重原浩貴(北海道)、梅田和典(北海道)
教育セミナーでは矢島先生より「足関節」をテーマに講義して頂きました。
その後、ブース①、ブース②(ブース③含む)に分かれ、各インストラクターの指導のもとエコーに触れてもらい、実際に課題部位を抽出して頂きました。
【Q&Aコーナーの部】
座長:曽山良之輔 学会理事(新潟県)
パネリスト:矢島勇先生
事前アンケートで提出いただいた質問に対し、座長の曽山先生によりスライドを用いて解説して頂きました。
【閉会の辞】
富田孝次 賛助会員(茨城県)