一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第36回 超音波ハンズオンセミナー初級編(北海道開催)

2017年6月25日、日本超音波骨軟組織学会認定第36回 超音波ハンズオンセミナー初級編が、北農健保会館 特別会議室(331)(札幌市中央区北4条西7-1-4)で開催されました。北海道開催では、総勢60名の参加者にお集まりいただき盛況に開催されました。

日時
2017年6月25日(日)9時50分から15時00分
場所
北農健保会館 特別会議室(331)(札幌市中央区北4条西7-1-4)

【開会の辞・連絡事項】

富田 孝次 賛助会員(茨城県)

【基調講演】

座長:西家 洋昭 学会理事 (北海道)
『 エコーは本当に必要か?』
スポキチクリニック 院長
伊藤 雄人先生

最初のプログラムは、スポキチクリニック 院長の伊藤雄人先生による、『エコーは本当に必要か?』と題したご講演をして頂きました。
伊藤先生は、講演の中で画像診断は全体情報の一部であり患者の声・体・反応に耳を澄ませ総合的に対応することが必要であるとお話しされました。 参加された受講者は熱心に聴講されていました。

【症例発表】

座長:工藤 重孝 学会認定講師(北海道)
座長には学会認定講師の工藤重孝先生に担当して頂きました。発表者として北海道の稲垣智信先生、山下太郎先生、千葉圭悟先生に症例を発表して頂きました。
「足趾基節骨骨折の判断に有効的であった超音波画像観察」 
稲垣 智信(北海道)
「整復感のなかった肩関節前方脱臼」
山下 太郎(北海道)
「橈骨遠位端屈曲型骨折の一例」
千葉 圭悟(北海道)

  伊藤 雄人先生    對馬 雅彦(茨城県)  新井 達也(埼玉県) 西家 洋昭(北海道)

【教育セミナーの部】 初級編 観察部位-「膝関節 」-

講師:對馬 雅彦(茨城県)

午後の『教育セミナー』では、本会の東日本支部長であり学会理事である對馬雅彦先生に講師を努めて頂きました。
まず実技講義の前にエコーを取扱う上での注意事項やルールなど、エコーの未導入の方や導入間もない方に対し、柔整師がエコーを取り扱う上での取決めについてお話をいただきました。
後、症例画像の鑑別をテーマに、豊富な症例の紹介を中心に描出のための知識と技術、読影と考察、判断方法を解説していただきました。一通りのご説明をいただいた後、実習内容ごとにレベルブースを分け、受講者それぞれのレベルにあったブースで、JSBMインストラクターの指導のもと、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出された対象部位の描出を体得していただきました。
インストラクター:
新井 達也(埼玉県)、工藤 重孝(北海道)、信田 千洋(北海道)
梅田 和典(北海道)、西家 洋昭(北海道)
他、基礎運動器系超音波技師 資格取得者

※実技実習の様子

Q&Aコーナーの部

座長:新井 達也 学会理事(埼玉県)
事前アンケートで頂いた質問はなかった為、その場での質問に座長ならびにパネリストがお答えしました。

パネリスト:
對馬 雅彦(茨城県) ※写真左
工藤 重孝(北海道) ※写真中
西家 洋昭(北海道) ※写真右

【閉会の辞】

富田 孝次 賛助会員 (茨城県)

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