第17回超音波ハンズオンセミナー入門編東京開催
日本超音波骨軟組織学会では、教育セミナーシリーズの入門編として、超音波画像診断装置の導入間もない方や、これから導入をお考えの方々を対象とした初心者向けセミナーを開催しております。
そのハンズオンセミナー入門編の第17回目の開催を、9月24日(日)に臨海副都心にあるタイム24ビル 14階 研修室141で開催致しました。当日は、75名の参加者にお集まりいただきました。
- 日時
- 2017年9月24日(日)9時50分から13時
- 場所
- タイム24ビル 14階 研修室141
【開会挨拶】
賛助会員 富田 孝次(茨城県)
【入門講習】
講師:曽山良之輔先生
柔道整復師が超音波画像診断装置を使用することに対する、厚生労働省から発行された通達文のご紹介、学会のガイドラインに準じた使用上の注意点などを説明されました。そして実際に超音波画像診断装置を使っている柔整師は、接骨院において実際どのように使っているのかご紹介致しました。
【症例セミナー】
講師:新井達也先生
実際にどのような症例を超音波画像診断装置で見ることが出来き、どれくらいの優位性があるのか、柔道整復師の業務範囲である骨折や軟部組織損傷などの症例を説明されました。もっとも多く聞かれる『骨折はわかるのか。』という質問に対しては、わかりやすく実際の骨折症例をレ線像とエコー画像と対比させてご説明し、それぞれの優位性と難点をご解説いたしました。 また軟部組織損傷に関しても、実際にこんな患者が来たらどう判断、対処するか?など質疑をし、実際に考えていただきながら進めて頂きました。
【超音波体験】
講師:對馬雅彦先生
對馬雅彦先生より、接骨院によく見られる外傷のうち、判断に悩むケースが多い 『 膝関節 』の見方をご説明いただき、その後、たくさんの方に実際に膝関節の観察をして頂きました。
【質疑応答】
・今日の内容についての質問
・その他、超音波に関する質問
※導入間もない方はご自身が抱える疑問などあれば質問できます。
また画像データーと患者情報があれば、より丁寧な意見が可能となります。
今回は膝部の質問について新井先生、曽山先生、對馬先生にご説明していただきました。
【閉会の辞】