第40回 超音波ハンズオンセミナー初級編 東京開催
2017年12月10日、日本超音波骨軟組織学会認定 第40回超音波ハンズオンセミナー初級編を、有明にありますTFTビル 東館9階 研修室908 にて開催いたしました。当日は、総勢97名の参加者にお集まりいただきました。
- 日時
- 2017年12月10日(日) 9時50分から16時まで
- 場所
- TFTビル 東館9階 研修室908
【開会の辞・連絡事項】
富田 孝次 賛助会員(茨城県) *代理 西野満夫
【基調講演の部】
座長:對馬 雅彦 学会理事、東日本支部長、大会長(茨城県)
- 『膝関節疾患に対する最近の治療戦略』
某医師
今回、今期の開催にて基調講演頂きました某医師に再びご講演していただきました。
先生には、第37回ハンズオンセミナー初級編(静岡)でFAIなどからくる股関節唇損傷に対する治療戦略に関する内容でご講演いただき、先生ご自身も超音波エコーを運用されており、開催に参加された会員の方々からは〝とても分かりやすく面白かった〟など、非常に大きな反響がありました。そこで、是非とも他地区でもご講演をして頂きたいとお願いさせて頂いたところ、非常にご多忙の中、今回は膝関節をテーマにご講演いただくことが実現致しました。
今回は『膝関節疾患に対する最近の治療戦略』と題し、『半月板損傷の診断・治療』、『変性疾患(OA)の診断・治療』、『エコー:膝疾患への臨床応用』についてお話して頂きました。
参加された方々は熱心に傾聴されていました。
【症例セミナーの部】座長:曽山 良之輔 学会理事・東日本副支部長(新潟県)
座長:曽山 良之輔 学会理事・東日本副支部長(新潟県)
「基調講演」の後は曽山理事に座長として就いて頂き、4名の会員による症例発表をしていただきました。 それぞれの先生方に各々の現場で得られた症例をご紹介して頂き、座長主導の元、参加者からの質問や指摘も相次ぐなど、とても盛況に進行されました。
- 「大腿部打撲の一症例」
- 井口 良平(東京都)
- 「急性型 石灰沈着性腱板炎の超音波観察」
- 濵野 譲二(東京都)
- 「スクワットにおける大腿四頭筋とハムストリングスの関係」
- 望月 真(神奈川県)
- 「膝・下腿・足部の超音波観察による症例報告」
- 早川 浩実(千葉県)
パネリスト
某医師
對馬 雅彦 学会理事・学会東日本支部長(茨城県)
新井 達也 学会理事 (埼玉県)
矢島 勇 学会理事 (埼玉県)
坂本 哲也 学会認定講師 (埼玉県)
【教育セミナーの部】
初級編 観察部位 -「足関節」-
講師:坂本 哲也(埼玉県)
昼休憩を挟み、午後からは「教育セミナーの部」を実施いたしました。 メイン講師に坂本哲也先生(学会認定講師)に務めて頂き、メインとする観察部位を「足関節」として、観察方法などの説明をして頂いた後、デモンストレーションにより詳しく描出の仕方をご指導して頂きました。
レベル毎にブースを設け、受講者は自身のスキルに適したブースを選択していただき、インストラクターの先生方による指導のもと、実際に装置に触れての実習指導をしていただきました。 今回のブース分けについては参加された方々からの評判もよく、皆、熱心に取り組まれていました。
インストラクター:
望月 真(神奈川県)、早川 浩実(千葉県)、
石田 岳彦(千葉県)、川村 大貴(埼玉県)、
他、基礎運動器系超音波技師 資格取得者
【Q&Aコーナーの部】
座長:矢島 勇 学会理事 (埼玉県)
事務局宛にFXAを頂いた事前アンケートを元に、また、当日にご参加頂いた方々からの日常診療での質問を各パネリストの先生方により実機を使用し回答していただきました。質問とご意見が行き交う等、最後まで活気ある充実された時間となりました。
パネリスト:
對馬 雅彦(茨城県)、曽山 良之輔(新潟県)、
新井 達也 (埼玉県)