第36回東日本支部学術集会(東京開催)
今期(29年度)最後の開催となりました 第36回東日本支部学術集会が、2018年2月18日(日)に東京の有明にあります東京ビッグサイト 会議棟6階 605~608会議室で開催されました。天候が心配される地域も有りましたが、総勢100名を超える参加者にお集まりいただき盛況に開催されました。
- 日時
- 2018年2月18日(日)9時50分から16時00分
- 場所
- 東京ビッグサイト 会議棟6階 605~608会議室(東京都江東区有明3-11-1)
【開会・連絡事項】
曽山 良之輔 学会東日本副支部長・大会委員長
【開会の辞】
竹市 勝 学会副会長・諮問委員
【基調講演】
座長:對馬 雅彦 学会東日本支部長・学会理事
- 「 スポーツ障害に向き合う
-スポーツ障害・外傷 専門外来の歩みと今後の展望- 」 - 芦屋中央病院 整形外科
迫田 真輔 先生
迫田先生はスポーツ整形外科、関節鏡手術を専門とされており、芦屋中央病院ではスポーツ障害・外傷専門外来を担当されております。 本会でも福岡県をはじめとして、大阪、名古屋、静岡でもご講演いただくなど、非常に多くのご協力をして頂いております。
今回は、「 スポーツ障害に向き合う-スポーツ障害・外傷 専門外来の歩みと今後の展望- 」という演題でご講演いただきました。ZP(ゼロポジション)をスコア化し、発生したスポーツ障害との関係を現在調査中である。ZPスコアを応用した『スポーツ復帰プログラム』については今後その妥当性を明らかにする必要があると結ばれました。
今回も、非常に興味深い内容をご講演いただき、参加された受講者は熱心に聴講されていました。
【会員発表】
座長:曽山 良之輔 学会東日本副支部長・学会理事
- 「上後腸骨棘周囲の超音波解剖」
- 川村 大貴(埼玉県)
- 「橈骨上端部における超音波観察―回外筋に着目して―」
- 坂本 明広(東京都)
- 「アキレス腱断裂の保存療法における考察~超音波観察による経時的変化~」
- 梅田 和典(北海道)
パネリスト:
※左から曽山良之輔先生、迫田真輔先生、對馬雅彦先生、徳田仁志先生、西家洋昭先生
【教育セミナー】-「膝関節」-
講師:矢島 勇 学会理事
◇今回のテーマは「 膝関節 」
午後の「教育セミナー」では、本会の理事であり認定講師でもある矢島勇先生に講師を務めて頂きました。
まず実技講義の前に「膝関節周辺の基本走査」についてお話頂きました。後、症例画像の鑑別をテーマに、豊富な症例の紹介を中心に描出のための知識と技術、読影と考察、判断方法を解説して頂きました。
一通りのご説明をいただいた後、実習内容ごとにレベルブースを分け、受講者それぞれのレベルにあったブースで、JSBMインストラクターの指導のもと、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出された対象部位の描出を体得していただきました。
インストラクター:
西家 洋昭(北海道)、徳田 仁志(石川県)、
梅田 和典(北海道)、濱野 譲二(東京都)、
坂本 明広(東京都)、石田 岳彦(千葉県)、
川村 大貴(埼玉県)