日本超音波骨軟組織学会認定 第45回 超音波ハンズオンセミナー 初級編
各位
来る11月25日(日)、第45回 超音波ハンズオンセミナー初級編を金沢市にある、
石川県地場産業振興センターに於いて開催いたします。
✤ プログラムの冒頭は『 基調講演の部 』として、大分大学 福祉健康科学部 理学療法学コース で教鞭をとられております、教授の 河上 敬介先生にご講演頂ける事となりました。
河上先生は、近年、筋膜の病態に対する治療が注目されているが本当に、『徒手による力学刺激で筋膜を剥がすことができるのだろうか?』『治療対象を筋膜のみに焦点を絞ってよいのだろうか?』また、『筋膜はウェットスーツのように体全体に張り巡らされ、体を支える第二の骨格のような働きをしているのであろうか?』そもそも『全ての方が、治療対象としている筋膜の構造と、筋膜と隣接する組織の構造との違いや関係を、解剖学や生理学といった共通の言葉で定義して治療法やその効果を議論し、それを伝達されているのだろうか?』そこで本講演では、もう一度解剖学(主に肉眼解剖学)書を紐解き、皮膚や皮下組織の構造を含めた筋・筋膜の構造について、写真やビデオを用いながら解説していただけます。
✤ 続くプログラムでは『 症例セミナーの部 』として、開催地区の先生による症例発表をして頂きます。 実際にそれぞれの臨床現場で得られた症例に対し、座長の主導の元、基調講演いただく河上先生にもパネリストについていただき、皆様と活発な意見交換をして頂ければと思います。
✤ お昼を挟み、午後からは 「肩関節の観察」 をテーマに、症例画像も参照しながら、解剖、症例、描出方法などの講義に加え、実際に装置を使った実習で臨床的な活用方法を学ぶ『教育セミナー』を実施いたします。普段聞けない疑問など、学会認定講師の先生に何なりと質問して下さい。
❀ 教育セミナー初級編
◇今回のテーマは「 肩関節 」です。
『教育セミナー』では症例画像の鑑別をテーマに、豊富な症例の紹介を中心に描出のための知識と技術、読影と考察、判断方法が解説されます。後、実習内容ごとにレベルブースを分け、受講者それぞれのレベルにあったブースで実技実習を学んでいただきます。
必要とされる解剖学の知識やプローブ走査の方法から、最新の知見を踏まえた実践的な内容の情報交換まで、受講者のレベルによってブースが用意されております。 ご自身にあったブースを見つけて頂き、会場内に配置された各装置に付くJSBMインストラクターの指導のもと、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出される対象部位の描出を体得していただきます。
開催日時 | 2018年11月25日(日)9時50分~16時00分まで |
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会場 | 石川県地場産業振興センター 本館3階 第3研修室 (〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地 TEL:076-268-2010) |
会場案内 | 大きな地図で見る ★金沢駅から当センターまで約4km ★タクシー:JR金沢駅金沢港口(西口)から約10分 ★北鉄バス:JR金沢駅金沢港口(西口)から約20分 6番乗り場から「工業試験場」または「消費生活支援センター」行きに乗車 「工業試験場」下車 |
プログラム
9:15~9:50 受付
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9:50~ 10:00 開会の辞・連絡事項 / 富田 孝次 賛助会員(茨城県)
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10:00~11:00 基調講演の部 / 座長:徳田 仁志 学会理事 (石川県)
- 『 筋・筋膜やその周辺の構造を知る―運動器疾患の評価や治療のために― 』
- 大分大学 福祉健康科学部 理学療法学コース 教授 河上 敬介
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11:00~12:00 症例セミナーの部 / 座長:曽山 良之輔 学会理事 (新潟県)
- 『超音波画像診断装置による外脛骨障害分類の試み』
- 北信越柔整専門学校 平口 満理(石川県)
- 『裂離骨片を伴う二分靭帯損傷に対し超音波観察を行った3症例』
- イソヤ接骨院 飯塚 美勇士(富山県)
- 『内側膝蓋大腿靭帯における膝屈曲角度の影響性について』
- 北信越柔整専門学校 林 大希(石川県)
- 『臨床的分類と画像所見分類の比較整合 - 前距腓靭帯 ATFL -』
- かなざわみなみ接骨院 松本 沙知(石川県)
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パネリスト :
河上 敬介(大分大学 教授)、對馬 雅彦(学会理事、茨城県)、
新井 達也(学会理事、埼玉県)、徳田 仁志(学会理事、石川県)
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12:00~13:00 昼食休憩
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13:00~15:30 教育セミナーの部 / 講師:對馬 雅彦 学会理事 (茨城県)
初級編 観察部位 -「 肩関節 」-
インストラクター:
曽山良之輔(新潟県)、新井 達也(埼玉県)、松本 沙知(石川県)、
飯塚 美勇士(富山県)、井口 祐樹(石川県)他、基礎運動器系超音波技師 資格取得者
❀当日参加される基礎運動器系超音波技師の資格取得者には、インストラクター、または、インストラクターの補佐をお願いする場合がございます。
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15:30~15:45 Q&Aコーナーの部 / 座長:新井 達也 学会理事 (埼玉県)
パネリスト:對馬 雅彦(茨城県)、曽山良之輔(新潟県)、徳田 仁志(石川県)
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15:45~15:55 アンケート記入
本日の感想や今後に希望される事などを記入して頂きます。
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15:55~16:00 閉会の辞 / 賛助会員 富田 孝次(茨城県)
※事情により、プログラムの一部が変更される場合があります。予めご了承下さい。
参加費のご案内
会場準備の都合と受付の混雑を避けるため、参加費の事前払込にご理解とご協力をお願い申し上げます。
同封の払込票にて該当欄をチェックの上、
合計金額を11月16日までにお払込下さい。
【事前払込の場合の料金】
参加費 | 弁当代 | |
日本超音波骨軟組織学会 会員 | 3,000円 | 1,000円 |
学生会員 | 1,000円 | |
◎参加者には当日の抄録集を無償配布 | ||
会員外 | 18,000円 | |
会員外学生 | 3,000円 |
希望者「入門 運動器の超音波観察法」日本超音波軟骨組織学会 編 (医歯薬出版)3,240円(税込)
注:事前払込の方には、万一当日不参加の場合でも抄録をご郵送します。
【参考:当日参加料金】
参加費 | |
日本超音波骨軟組織学会 会員 | 4,000円 |
学生会員 | 2,000円 |
会員外 | 19,000円 |
会員外学生 | 4,000円 |
- 注1:
- 当日参加の方の抄録集は不足となる場合があります。
また、当日のお弁当のご用意はお約束できません。
- ★
- 参加費とご希望によっては弁当代などを、同封の払込票で11月16日までにお支払ください。
- ★
- 今回、事前にご入会をお申し込みいただければ、参加費は会員扱いの3,000円となりますので、入会金(5,000円)と30年度年会費(10,000円)をそれぞれお払込下さい。
入会されれば、次回以降も会員料金で、このような講演やセミナーにご参加いただけます。
<入会手続きは当日も可能です> - ★
- 学生とは、文科省・厚労省の認定もしくは指定の教育機関、または訓練機関で学ぶ方に限ります。学生の方は必ず学生証をご持参いただき、受付にてご提示下さい。
特に期日ぎりぎりか、或いは期日過ぎに払い込まれた方は必ず控えをご持参いただきますようお願い致します。
- ◇
- 万一、事前払込に間に合わなかった方は、当日参加料金で参加費を当日受付でお支払い下さい。
その際は、抄録集やお弁当の数が足りなくなり、ご希望に沿えない場合がありますのでご容赦下さい。 - 注
- 事前払込後のキャンセルについて:
11月19日午後1時までに事務局にご連絡をいただいた場合には、払込手数料を差し引いた金額を払い戻します。
しかし、この期日(11月19日午後1時)を過ぎてのキャンセルは、払い戻しができませんのでご了承下さい。
尚、事前払込の方でキャンセルも間に合わずに、やむを得ず当日不参加となった方には、抄録を後日ご郵送致します。