一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第17回フォローアップセミナー東京開催

フォローローアップセミナー東京開催が臨海副都心にある タイム24ビル 13階 研修室132に於いて開催されました。
総勢36名にお集まりいただき、実践的かつ翌日からの活動の糧となる充実した内容となりました。

日時
2018年7月7日15:00~21:00
場所
タイム24ビル 13階 研修室132(東京都江東区青梅2-4-32)
講師
矢島勇先生、山田直樹先生、徳田仁志先生
特別講師
松崎正史先生(臨床検査技師)

【開会挨拶】

大会長:矢島勇先生

【会長挨拶】

会長:山田直樹先生

【特別講習】

講師:松崎正史先生(臨床検査技師)

演題1.『アーチファクトを診断に有効活用する』

アーチファクト(反射や異方性)は、今まで見えていない部位の診断の一手段として使いこなせる余地があり、是非臨床に生かしていただきたいとご教授頂きました。

演題2.『視点を変えた痛みへのアプローチ』

筋膜というセロハン様のもので包まれていると思われているが、Fasci(ファッシャ―:筋肉を包むまた筋間にあり膜状のシートや網状、フェルト状の繊維製組織)に包まれているとの説明から始まり、筋膜の脂肪組織にはPAFS(防御性脂肪筋膜系)とLAFS(潤滑性脂肪筋膜系)があり、LAFSの1か所でひずみが生じると動きが悪くなり痛みが発生する。ハイドロリリースでLAFSに薬液を注入し痛みが改善される等の事例を解説して頂きました。

【講師実習】

実技チェック、講師デモンストレーション、実技:上肢編‐復習、実習、再現
講師:徳田仁志先生

はじめに講師のデモンストレーションとして、昨年度でもフォローアップセミナーの講師を務めて頂いた かなざわみなみ接骨院の徳田仁志先生(石川県)を講師として、上肢のデモンストレーションからのスタートとなりました。メインとする観察部位としては、『肩関節』の描出方法から説明されました。

会場からも多くの質問等が有りましたが、質問毎に分かりやすく丁寧に説明して頂きました。肩関節に続き『肘関節』、『手関節』、『手指部』の観察方法を説明して頂きました。

実習風景

【症例検討~ディスカッションと検証】

座長には大会長である矢島勇先生について頂き、参加頂く先生方から事前にご提示いただいたエコー画像を元に、講師、参加者の方々で多くの意見を交換していただきました。

長時間にわたり、実習・特別講習・ディスカッションと内容のあるセミナーとなりました。今後も、参加者の更なるレベルアップと有意義な時間を過ごして頂けるようなプログラムを提供いたしたいと思います。

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