第19回 超音波ハンズオンセミナー 入門編 東京開催
日本超音波骨軟組織学会では、教育セミナーシリーズの入門編として、超音波画像診断装置の導入間もない方や、これから導入をお考えの方々を対象とした初心者向けセミナーを開催しております。
そのハンズオンセミナー入門編の第19回目の開催を、7月8日(日)に臨海副都心にあるタイム24ビル 13階 研修室134で開催致しました。当日は、60名の参加者にお集まりいただきました。
- 日時
- 2018年7月8日(日)9時50分から13時
- 場所
- タイム24ビル 13階 研修室134
【開会の辞】
賛助会員 富田 孝次(茨城県)
【入門講習】
講師:曽山良之輔先生
柔道整復師が超音波画像診断装置を使用することに対する、厚生労働省から発行された通達文のご紹介、学会のガイドラインに準じた使用上の注意点などが説明されました。更に超音波画像診断装置を使っている柔整師は、接骨院において実際にどのように使っているのかについてご紹介頂きました。
【症例セミナー】
講師:新井達也先生
実際にどのような症例を超音波画像診断装置で見ることが出来き、X線などに比べどれくらいの優位性があるのか、柔道整復師の業務範囲である骨折や軟部組織損傷などの症例を説明頂きました。もっとも多く聞かれる『骨折はわかるのか?』という質問に対しては、実際の骨折症例をレ線像とエコー画像と対比させてわかりやすくご説明頂き、それぞれの優位性と難点を解説頂きました。
【超音波体験】
講師:對馬雅彦先生
對馬雅彦先生より、接骨院によく見られる外傷のうち、判断に悩むケースが多い腕橈・腕尺関節やAOLなど『 肘関節 』の見方をご説明いただきました。その後、それぞれのブースに分かれ、たくさんの方に実際に肘関節の観察を体験して頂きました。
※実技実習の様子
「分からない点を直接講師の先生に聞いて、教えてもらいとても良く分かった。これからも、症例を数多く見て勉強したい。」、との感想がございました。
閉会の辞
賛助会員 富田 孝次(茨城県)