第21回 超音波ハンズオンセミナー 入門編 広島開催
日本超音波骨軟組織学会では、教育セミナーシリーズの入門編として、超音波画像診断装置の導入間もない方や、これから導入をお考えの方々を対象とした初心者向けセミナーを開催しております。
そのハンズオンセミナー入門編の第21回目の開催を、10月28日(日)に朝日医療専門学校広島校で開催致しました。当日は、28名の参加者にお集まりいただきました。
- 日時
- 2018年10月28日(日)9時50分から13時
- 場所
- 朝日医療専門学校 広島校
【開会の辞】
賛助会員 富田 孝次(茨城県)
【入門講習】
講師:山田直樹先生
柔道整復師が超音波画像診断装置を使用することに対する厚生労働省から発行された通達文のご紹介、柔整の施術の根拠となる超音波画像診断について、学会のガイドラインに準じた使用上の注意点などをご説明頂きました。特に柔整は外傷を診る専門家として医師と共通する認識を持たなくてはならないとも話され、実際に超音波画像診断装置を使っている柔整師が、接骨院においてどのように使っているのかの具体例をご紹介いただきました。
【症例セミナー】
講師:大原 康宏 先生
超音波ビームやインピーダンスなどの超音波の基本から、骨や軟部組織がどのように見えるのか、ベーカー嚢腫や裂離骨片、羽状筋の高エコー像などを参考にして画像の判読方法まで、詳しく説明して頂きました。
【超音波体験】
講師:勝田 浄邦 先生
今回は、接骨院によくみられる外傷のうち、判断に悩むケースが多い『足関節』の外果や前距腓靭帯、前下脛腓靭帯などの見方を説明していただきました。その後各ブースに分かれ、実際に超音波画像診断装置を使い、足関節の観察をして頂きました。
【質疑応答】
※実技実習の様子
実際に超音波画像診断装置を使い、プローブの当て方などの基礎技術について、説明を受けながら熱心に聞き入っていました。
閉会の辞
賛助会員 富田 孝次(茨城県)