学会認定資格「基礎・臨床運動器系超音波技師」取得者&継続更新者
フォローアップセミナー2019(東京)開催のご案内
フォローアップセミナーは、(一社)日本超音波骨軟組織学会の学会認定資格を取得されている皆様と、本学会の開催で中心的な役割を務められている講師の方々との情報交換と交流を深め、皆様の継続的なスキルアップの一助とするために企画されたものです。
本年も東京・大阪の2か所で開催され、各々の開催が約6時間の長丁場となる充実した開催となっております。内容に関しても、超音波画像診断装置の実機を最低3台ずつ持込み(参加人数を考慮して決定)、より実践的に、且つ翌日からの活動の糧となる内容でプログラムを組んでおります。また、今回の東京開催につきましては、特別講習2題として、特別講習1ではキャノンメディカルシステムズ株式会社 小山 健二先生をお招きして90分のご講義を予定しております。
小山先生は、キャノンメディカルシステムズ株式会社にご勤務され、営業技術担当として東芝時代より歴代の超音波画像診断装置を取扱い、各医療分野での超音波拡販にご活躍をされております。今回の企画は、超音波画像診断装置のメーカーとしてのお立場で、永年培われました技術のなかから、特に良好な画像を得るための調整方法や各設定について、わかりやすくお話しして頂きます。機器設定や調整について、今まで疑問をお持ちだったことを質問することができ、運動器分野により適した良好な画像取得テクニックを学べる、またとないチャンスです。思ったような画像が得られない悩みや、ドプラによる炎症所見を得る時の良好な調整方法などに興味をお持ちの方は、是非ともご参加ください。
次に特別講習2と致しまして、当会理事の徳田 仁志先生にご講義を頂きます。徳田先生は接骨院を開業されている傍ら、臨床と基礎研究に永年取り組まれており、エキスパートのそのお話は必見です。
今回の東京開催のメイン観察部位は『下肢』と定め、各開催に於いてメインとする観察部位を集中して学んでいただきます。皆さん自身に実機で講義内容を画像描出いただく方法で行い、また、講師の先生からの教育セミナーシリーズ全般の主要なポイントについても、基礎知識や基本技術の確認を行いながら実技演習も実施する等、参加者全員での復習を行います。 それに加え、認定資格試験対策セミナー(旧教育セミナー中級編)のカリキュラムに導入されている実技チェックも行う予定です。 これは、ハンズオンセミナー等で行った部位を中心に、指定された課題部位を描出するテクニックを披露して頂く形式のものとなっています。 今後、臨床運動器系超音波技師の取得を目指す方は是非、一度体験してみてください。
プログラムの最後には、皆さんが自ら日頃苦労し悩んでいる課題を事前に提示いただき、実機を使って描出方法の検証を行います。判断に難渋するような困った症例をお持ちであれば、判断と治療について講師を交えた参加者全員でディスカッションを行う事も考えております。つきましては、奮って、検討課題を事前に事務局までお届けください。
検討課題、画像データ等の送付について
検討課題、画像データ等の送付先は学会事務局までお願い致します。
事務局E-mail: jimu★japan-ubm.jp
★を@に変えて送信してください。
検討課題、画像データ等の送付期限
東京会場:8月30日(金)17時まで
※事務局に届きました検討課題や画像データなどはご返却できません。予めご了承ください。
尚、届いたデータに関してはこちらで処分させて頂きます。 ご提出は匿名でも構いません。
東京開催日程
開催日時 | 令和元年 9月7日(土)15時00分~21時00分 |
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会場 | タイム24ビル 13階 研修室132 (東京都江東区青海2-4-32)TEL. 03-5531-0024 |
講師 | 矢島 勇先生(大会長)、山田 直樹先生、徳田 仁志先生 |
特別講師 | 小山 健二先生(キャノンメディカルシステムズ株式会社) |
会場案内 | 大きな地図で見る ・ゆりかもめ テレコムセンター駅 徒歩2分 ・りんかい線 東京テレポート駅 徒歩18分 ・都営バス 浜松町駅(虹01系統)乗車約30分 東京港湾合同庁舎 下車すぐ ・首都高速 都心方面より 高速11号台場線 台場出入口から約5分 ・首都高速 横浜・羽田方面より 高速湾岸線 臨海副都心出入口から約3分 ・首都高速 千葉・葛西方面より 高速湾岸線 有明出入口から約7分 ・駐車場 タイム24ビル有料駐車場利用可(30分毎250円) |
東京開催プログラム
※プログラムの合間には休憩時間が含まれます
14:30〜 受付開始
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15:00〜 実技実習
『実践‐ 下肢編‐実習』
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16:00〜 講師実習
学会講師:矢島 勇先生、山田 直樹先生、徳田 仁志先生
『実践‐ 下肢編‐復習、実習、再現』
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18:00〜 特別講習1
特別講師:小山 健二先生(キャノンメディカルシステムズ株式会社)
「知っておきたい超音波画像観察装置の基礎技術(Bモードからドプラまで)」
本講演では運動器分野において良好な超音波画像を得るための超音波画像診断装置の各種設定のノウハウや、その機能について、実機も使いながら概説します。Bモードからドプラ機能での血流の描出まで、日常の観察に役立つ設定のコツなどを、ご紹介したいと思います。
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19:30〜 特別講習2
特別講師:徳田 仁志先生(学会理事)
「半月板はUSでどこまで観察することができるのか、新しい半月板の評価法を目指して
– 運動器エコーの可能性に迫る -」
半月板損傷の判断は理学所見と画像所見を合わせて行われています。
現代において半月板損傷に関してはMRI検査がゴールデンスタンダードとされています。しかし、超音波画像診断装置でこの半月板をどこまで見抜くことができるのか、その可能性に迫ります。
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20:30〜 症例検討~ディスカッションと検証
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20:45 閉会予定
※約6時間の長丁場ですので、飲み物、軽食などを持参し、適宜摂られても構いません。
尚、お弁当のご用意は致しません。予めご了承ください。
プログラム詳細
「特別講習」
超音波画像診断装置に携わる専門家を招き、有資格者の方々にとって有意義なお話をして頂きます。 開催会場ごとに特別講師の方が変更となりますので、両会場にご参加されてもご満足いただけるものと思います。特に今回の東京開催では、キャノンメディカルシステムズ株式会社 小山 健二先生をお招きして、90分の特別講習を予定しております。良好な画像取得の為の超音波画像診断装置の調整方法など、普段聞けないお話しを伺えるチャンスです。
「講師実習・実技実習」
講師がデモンストレーションを行います。 その後、本会の認定資格である『臨床運動器系超音波技師』の実技試験に準じた内容で、参加者全員の実技をチェックさせて頂きます。
実技の疑問について、質疑応答しながら実技のスキルアップを目的としたハンズオンセミナー形式の内容です。
「症例検討~ディスカッションと検証」
課題検討や質疑応答等、疑問のある症例など講師を交えてディスカッションして意見交換していきます。検討したい症例があれば事務局までご提示ください。
学会認定資格更新基準単位
今回のセミナーご出席者には8単位を差し上げます。
東京開催参加申込方法
同封の払込票にて、参加費7,000円を8月30日までにお払込ください。