一般社団法人日本超音波骨軟組織学会  Tha Japanese Society of Bone and Muscul Ultrasound

第34回 西日本支部学術集会(名古屋開催)

令和元年7月21日(日)、愛知県名古屋市にあるダイテックサカエ貸会議室6F クリエイトホール(愛知県名古屋市中区錦3丁目22-20)に於いて第34回西日本学術集会が開催されました。総勢74名の参加者にお集まりいただき盛況に開催されました。

日時
令和元年7月21日(日)9時50分から16時00分
場所
ダイテックサカエ貸会議室6F クリエイトホール(愛知県名古屋市中区錦3丁目22-20)

【開会・連絡事項】

金田 晋 大会委員長・学会理事

【開会の辞】

山田 直樹 学会会長

山田会長から、「今回の基調講演は、骨折の施術に研鑽を積んでいる桑名市総合医療センターの松本先生にお願いしました。先生の講義は、修復過程に応じた機序の分析などを根拠としており、我々の日々の業務に参考になることが多いと思われるので、多くのことを吸収していただき、日々の業務に生かしてほしい。」とのお話がありました。


【基調講演の部】

座長:澤田 規  学会理事(京都府)

「解剖学と触診とエコーのマッチング 肩関節 肘関節」

桑名市総合医療センター リハビリテーション科
副院長 松本 正知 先生

松本先生からは、「治療を行う際には、当該部位の解剖を理解し、触診し、エコーで観察し、3次元的に理解しなければならない。その上で、障害を受けた組織がどの修復過程に該当するかを考えなければならない。」とご講義いただきました。

具体的に肩関節では、外転挙上時の骨頭と関節窩の接触点について、肘関節では、AOLについて、それぞれの模型を使って説明して頂きました。

その後、桑名市総合医療センターの稲垣忍先生と丹羽結生先生にもインストラクターとして参加いただき、それぞれのブースで実際に参加者がお互いにモデルとなって肩関節と肘関節の抽出をしました。


インストラクター:
稲垣 忍 先生、丹羽 結生 先生(桑名市総合医療センター リハビリテーション科)


(実習風景)


【 教育セミナー 】

-「 肘関節 」-

講師:山本 幸治  学会認定講師

超音波画像診断装置についての、使用上の留意事項や簡単な音響工学、肘関節描出のプローブの操作方法などを解説していただいた後、野球肘を例に肘関節の各部位の描出と解説をしていただきました。

その後、参加者はレベルに応じたブースに分かれ、担当のインストラクターの下、実際に超音波画像診断装置を使って、課題として出された腕橈関節や、AOL、肘頭窩などを長軸・短軸・前方・内側などの各走査方法で抽出していました。

インストラクター:
山田 直樹(愛知県)、大原 康宏(福岡県)、勝田 淨邦(福岡県)、大川 誠一(愛知県)


教育セミナー実習風景


【閉会の辞】

大原 康宏  学会西日本支部長

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