日本学術会議協力学術研究団体の指定取得のご報告
一般社団法人日本超音波骨軟組織学会
会員各位
日本学術会議協力学術研究団体の指定取得のご報告
謹啓 清明の候、ますますご清栄のことと慶賀の至りに存じます。常々ひとかたならぬご配慮を賜り心より御礼申し上げます。
この度本学会は、日本学術会議協力学術研究団体の指定を取得することができました。
これもひとえに皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。
運動器はその名の通り身体を動かすための器官であり、これまでのX線、CT、MRIによる静止画像では、動態を予測して機能や病態を考えるというジレンマがありました。更に、これらのモダリティは障害発生時の検査機器であり、傷病未満のケースや積極的な予防、或いはより良い運動指導のために活用されることはありませんでした。これに対して超音波画像では、徒手検査などの動態を解剖学的にリアルタイムで観察することが可能であり、被ばくによる問題もないことから、運動器分野での科学的検証に最も適したツールであると信じております。
今回の指定取得により、我々の学会の継続的な努力と研究成果が認められた証として光栄に感じる一方、改めまして学会としてのその社会的役割と責任の重さに身の引き締まる思いです。これを好機に研究或いは研鑽の場として将来の若手人材育成に役割を果たすと共に、運動器分野の新たな発展の一翼を担えるよう、執行部一同精進して参ります。
会員の皆様におかれましては、引き続き当学会の活動にご賛同とご協力を賜り、運動器の研究・研鑽の場としてご活用頂けますようお願い申し上げる次第です。
謹白
2024年5月吉日
一般社団法人日本超音波骨軟組織学会
代表理事 会長 山田 直樹