日本超音波骨軟組織学会 第23回 西日本支部九州分科会が、 熊本市内で開催されました。
田中和夫西日本支部副支部長の開会挨拶で幕を開けた分科会は、まず小川仁志会員(大阪府)による「レントゲン上明らかでない骨傷のエコー画像」、丸山功会員(大阪府)による「エコー画像をもとにした治療プログラムの立て方―頚部・腰部疾患―」の症例発表が行われました。
昼食休憩を挟んだ午後からは、教育(初級)セミナーの部として「上肢実技編、下肢実技編」が行われました。 講師には金田晋先生(愛知県)、大原康宏先生(福岡県)に、インストラクターには午前中にも症例発表をしていただいた小川仁志先生(大阪府)、丸山功先生(大阪府)、そして草原英文先生(熊本県)、勝田浄邦先生(福岡県)にご担当いただき、熱心なプローブワーク実習が行なわれました。セミナーに参加した方々は、慣れない手つきでプローブを握り悪戦苦闘しながらも、その真剣な表情からテクニックのマスターに挑む意気込みが感じられました。