日本超音波骨軟組織学会 第13回東日本支部学術集会
東京ファッションタウン(TFT)ビルで開催
2007/04/22
 
   
     
   平成19年4月22日(日)、東京都江東区有明にある東京ファッションタウン(TFT)ビルにおいて、日本超音波骨軟組織学会 第13回東日本支部学術集会が参加者総勢168名で開催されました。  
     
 
【名誉会長挨拶】
藤田 紀盛名誉会長
 
     
   嶋木敏輝学会副会長(東日本支部長)の開会挨拶で幕を開けた後、藤田紀盛名誉会長(筑波大学名誉教授・医学博士)より学会として基礎を築いてきた日々を振り返り、 802名に増えた会員の方々への感謝と本学会の益々の発展を願うご挨拶をいただきました。  
   
 
 
【基調講演T】 【基調講演U】
近畿福祉大学健康科学
応用生理学研究室准教授
近畿福祉大学健康科学
応用生理学研究室助教授・医学博士
岡本 孝信先生
京極 伸介先生
 
     
   【基調講演T】では岡本孝信先生(近畿福祉大学健康科学・応用生理学研究室准教授)より「運動介入研究における血管エコーの活用法」をテーマに「運動が身体に及ぼす影響」「筋力トーニング」「スロートレーニング」などについてご講演頂きました。  
     
   続く【基調講演U】では京極伸介先生(順天堂大学医学部付属練馬病院放射線科助教授・医学博士)より「超音波検査の歴史」「代表的な画像診断」「骨軟部の超音波検査」について講演して頂きました。  
     
   両講演とも、画像や症例データを豊富に使用した大変分かり易い講演となりました。  
   
 
  【教育セミナー-入門編】  
 
講師:曽山 良之輔 先生 講師:柳田 雅彦 先生
 
     
   昼食休憩を挟んだ午後の部では、901研修室においては今回から新しく始まったカリキュラム【教育セミナー−入門編】が行われました。曽山良之輔先生、柳田雅彦先生を講師に、音響工学、上肢・下肢へのアプローチ方と画像を理解するために必要とされる解剖の知識などがプレゼンテーションされた後、SONOACE X4を使用してのプローブワークの実演が行われました。これは、未導入者はもとより、いきなり臨床で超音波に触れてしまった方にも、一度は受講いただきたい基礎的なカリキュラムです。  
     
 
【教育セミナー-初級編 体幹の部】
講師:坂本 哲也 先生
 
     
    並行して、904・905研修室においては【教育セミナー−初級編体幹の部】が行われました。坂本哲也先生を講師に、「頚部・胸部・腰部の超音波検査」をテーマに「第6頚椎レベルの短軸画像」「第6肋骨の肋軟骨境界部での長軸画像」「腰部の短軸検査」を丁寧に解説していただきました。その後は超音波診断装置SONOACE 8000EXを使用してのプレゼンテーションが行われました。  
     
 
 
     
   続いて、8台の超音波診断装置を使用しての実技演習となりました。それぞれのインストラクターの指導のもとチェックシートに従って参加者全員が、当日の講習内容を確実に演習されました。  
     
  インストラクター: 荒畑 勝一(東京都)、坂本 明広(東京都)、 石田 岳彦(千葉県)、 新井 達也(埼玉県)、 望月 真(神奈川県)、及川 昭彦(千葉県)  
     
  【閉会の挨拶】  
 
竹市 勝 諮問委員(国士舘大学准教授)
 
     
   最後に竹市勝諮問委員(国士舘大学准教授)より、今年度の開催案内と閉会の辞が述べられ、日本超音波骨軟組織学会 第13回 東日本支部学術集会は終了しました。