学会認定講師の講師派遣について
この度、一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会では、超音波画像診断装置による運動器の正しい描出方法や
基礎知識などを始め、法令に準じた正しい取り扱い方法に関する知識の普及を目的とし、
本会認定の「運動器系超音波認定講師」の講師派遣をスタートすることになりました。
学校をはじめとする各種団体様への出前講義や公開講座について、
ご希望する団体の代表者様は、下記の要領に従ってお申し込み頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
※講演のご依頼は「派遣ガイドライン」に沿ってお申込みください。
※派遣講師に於きましては、本会認定の「運動器系超音波認定講師」より人選いたします。
※講師に対する講演料・交通費・宿泊費(必要に応じて)はご負担いただく事になります。
詳細につきましては、派遣講師決定後のご相談とさせて頂きます。
※講義テーマ、派遣講師、講義時間、実施形態などの詳細につきましては、
依頼受付後、事務局を介し、事務局が推薦する講師とご依頼者様との相談によって決めさせて頂きます。
派遣ガイドライン
- ①「講師派遣依頼書」をご記入いただき、メールまたはファックスでお送りください。
- ②学会事務局にて審査を行い、講師派遣の可否および講師の決定を行います。
注)講師の派遣について希望にお応えできない場合もございます。予め了承ください。 - ③学会事務局から依頼者への通知(メールまたはファックス)。
- ④日程や場所、講演形式など、事務局を介し依頼者と講演者により決めさせて頂きます。
- ⑤講演実施(講師派遣)
- ⑥派遣修了
注)「講師派遣報告書」をご提出ください(メールまたはファックス)。
関係書類ダウンロード
学校をはじめとする各種団体様への出前講義や公開講座について、ご希望する団体の代表者様は、
下の「講師派遣依頼書」をご記入いただき、メールまたはファックスでお送りください。
派遣修了後、「講師派遣報告書」をメールまたはファックスにてご提出ください。
日本超音波骨軟組織学会のご紹介
本学会で開催する学術集会や学術総会は、医師や大学のスポーツ科学系の教員による基調講演、日常の臨床現場を基点とした症例発表や研究発表、
ひとつのテーマを探究したパネルディスカッション等で構成されています。
また、入門編・初級編・認定資格試験対策セミナーとステップアップしていく教育セミナーシリーズが併設されております。
入門編
初心者、会員外の方にも優しく理解できる入門編。 学会のガイドラインに基づいた超音波診断装置の使用上の注意点の他、日本超音波骨軟組織学会発行の「入門 運動器の超音波観察法」に沿った内容で、超音波の仕組み(音響工学の基礎)や超音波画像の読み方などの必要な知識を、実技体験を含めて勉強できます。
初級編
基礎知識や操作手順を習得された方に、症例画像の鑑別をテーマに「上肢・下肢」では豊富な症例の照会を中心に、「体幹」では正しい描出の為の知識と技術を中心に、読影と考察判断方法が解説されます。 必要とされる解剖学の知識や操作方法などを、説明を聞くだけではなく、熟練の講師とインストラクターの指導による、超音波のプローブ走査を実習致します。
認定資格試験対策セミナー
受講には参加要件が設けられており、要件を満たした方のみの受講となります。
1泊2日のプログラムが組まれており、最終レポートを完成された受講者のみが認定資格試験対策セミナーの修了とみなされます。 この認定資格試験対策セミナーを修了すると、運動器の筋骨格系医療現場に於いて、安全に正しく超音波画像診断装置を導入して頂くための、音響工学知識と部位に応じた画像描出スキル、各症例に応じた画像読影スキルの習得が可能です。
フォローアップセミナー
当会の認定資格である「基礎運動器系超音波技師」を取得された会員のみが参加できるセミナーとなります。 セミナー内容は、これまでの教育セミナーでの復習を兼ね、全ての参加者の実技チェックを行います。 実技チェックが終了した後には、講師による課題部位についてのプローブ走査のデモンストレーションを行ないます。 これは、学会認定の有資格者が、共通した認識でプローブ走査を行う事を目的としています。
東西学術集会
東日本支部・西日本支部を設置しており、各支部に於いて毎年、学術集会を開催しております。 この学術集会では、基調講演のほか、会員による症例発表やシンポジウムなどを行い、パネリストの先生方や参加された会員の方々により様々な意見交換をして頂きます。 午後には教育セミナーも用意されており、実技を学ぶ場も併設されています。
学術総会(全国大会)
年に1回、東日本支部・西日本支部の垣根を越え、日頃の研究成果を発表する全国大会が開催されます。 この大会では表彰が用意されており、学会理事の投票により最優秀者、優秀者を選び表彰いたします。
日本超音波骨軟組織学会の認定資格制度
≪認定資格の名称≫
- ①基礎運動器系超音波技師(旧運動器系超音波技師)
- 読影力を問われる筆記試験
- ②臨床運動器系超音波技師
- 臨床実技を問われる客観的臨床能力試験(OSCE)
- ③運動器系超音波認定講師 ☆派遣講師対象者
- 当学会での発表回数が3回以上(演題は異なる)、且つ認定資格試験対策セミナーの修了者、
また、学会理事の推薦と理事会の承認を得る事が条件。