第28回JSBMフォローアップウェビナー≪大阪ハイブリッド開催≫
こちらは2024年9月8日開催分の内容となります。
本会のフォローアップセミナーは、 (一社)日本超音波骨軟組織学会の学会認定資格を取得されている皆様と、本会で中心的な役割を務められている講師の方々との情報交換と交流を深める他、皆様の継続的なスキルアップの一助とするために開催されているものです。
従来は対面のみとして開催されていましたが、コロナ禍で生まれたオンラインによる参加に関しては会員様からのご要望も多くある為、継続して対面とオンライン(ZOOM)配信を併用したハイブリッド型式にて開催いたします。Web上での配信に於きましては、不測の事態が生じる可能性もございます。その際は、ご容赦くださいますよう何卒お願い申し上げます。
尚、対面で参加する為には、今まで通り“学会認定資格を取得されている会員のみ〟と致しますが、オンラインでの参加は受講資格の垣根をなくし、全会員を対象として実施いたします。
さて、今回の開催内容ですが、講演を3題ご用意しています。
1題目は「基調講演」として、森ノ宮医療大学 インクルーシブ医科学研究所 教授 (所長)工藤 慎太郎先生によりご講演いただきます。
工藤先生は、「運動療法の「なぜ?」がわかる超音波解剖」や「運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学」、「RUSI入門 みえる! エコーガイド下運動療法」などの著書を多数出版されており、機能解剖や運動療法、超音波ガイド下の徒手療法など、内容は多岐に渡ります。
現在は、臨床から研究まで幅広くご活躍中です。演題は『 運動器疾患に対する超音波ガイド下理学療法評価と徒手療法 エビデンスに基づく撮像方法と介入方法 』とされています。超音波による、組織形態の定量的評価や、超音波ガイド下徒手療法など大変興味深い内容をご講演いただきます。
2題目は「特別講演」として、本会でも数多くのご講演をして頂いている臨床検査技師の松崎正史先生による講演となります。今回は、最新プローブのご紹介をして頂けるとの事で、お忙しい中、東京から大阪へお越しいただきました。是非、最新のプローブを拝見いただき、更なるエコーの可能性を感じてください。
3題目は「フォローアップ講演」として、本会理事である徳田仁志先生により講演いただきます。徳田先生は接骨院を開業されている傍ら、金沢大学大学院 機能解剖学で基礎研究に取り組まれておられる等、運動器エコーのエキスパートによるお話は必見です。
演題は『バックオーライ!?足のうしろを狙い撃ち!うしろゆびをさされない足後方エコーのすゝめ 』とされています。今回は「足部後方」に焦点を置き、日常診療において遭遇する足部後方の痛み。その痛みについて、代表的な外傷、障害から不明瞭な領域まで検討し、新しい知見もご報告いただきます。
最後のプログラムは「フォローアップハンズオン‐実技編」とし、メイン観察部位を『 足部後方 』と定め、メインとする観察部位を集中して学んでいただきます。
当日は参加される方々ご自身に実機で講義内容を画像描出いただく方法で行い、講師による教育セミナーシリーズ全般の主要なポイントについても、基礎知識や基本技術の確認を行いながら実技演習も実施する等、対面参加者全員での復習を行います。
さらに当日参加される方々から臨床に沿ったディスカッションを行いながら、講師による実技プレゼンテーションも同時に行います。今後、臨床運動器系超音波技師の取得を目指す方のみならず、エコー解剖、実技のアップデートされたい方は是非、ご参加してみてください。
- 注1)
- オンラインでの参加に限り、参加対象を全会員とさせて頂きますが、本会認定資格の参加費割引等は適応されません。
- 注2)
- オンラインでの参加の方は『講演のみの視聴』となり、プログラム最後に用意されている実技講演(「フォローアップハンズオン 実技編」)の視聴は出来ません。
開催日程
日時 | 令和6年9月8日(日)10時00分~16時00分 |
---|---|
会場 | 新大阪丸ビル別館3階 3-2号室 ※オンライン参加はZOOM |
大会会長 | 立山 直(JSBM理事) |
基調講演 | 工藤 慎太郎 先生(森ノ宮医療大学) |
特別講演 | 松崎 正史 先生(臨床検査技師) |
フォローアップ講演 | 徳田 仁志 先生(金沢大学大学院機能解剖学分野、かなざわみなみ接骨院) |
パネリスト(Web) | 山田 直樹(JSBM会長) 大原 康宏(JSBM理事) |
パネリスト(現地) | 奥山 建志(JSBM理事) 立山 直 (JSBM理事) 山根 款(JSBM評議員) |
プログラム
9:00 ~ | 「受付開始」 |
---|---|
9:50 ~ | 「開催の辞・オンライン参加の注意事項」 大会長・司会:立山 直(JSBM理事) |
9:55 ~ | 「会長挨拶」 学会長:山田 直樹(JSBM会長)(Web) |
10:00 ~ | 【基調講演】 演題:『運動器疾患に対する超音波ガイド下理学療法評価と徒手療法 エビデンスに基づく撮像方法と介入方法』 森ノ宮医療大学 インクルーシブ医科学研究所 教授 (所長) 工藤 慎太郎 先生 司会・座長:立山直(JSBM理事) パネリスト(Web):山田直樹(JSBM会長)、大原康宏(JSBM理事) パネリスト(現地):奥山建志(JSBM理事)、山根款(JSBM評議員) 〔要旨〕 運動器疾患に対する理学療法では、その病態を理解した上で、病態評価に基づいて正確に理学療法を実施することであろう。運動器疾患は運動器の構造と機能が破綻することで生じるため、運動器の構造と機能を正確に評価する技術が求められる。そこで超音波画像による評価が重要になる。超音波を用いることで長さや厚み、面積といった形態に関するデータが定量化できる。さらに、近年では血流速度や硬度、動態も定量的に評価できることが示されている。そこで、我々の研究室から出ている最新の研究成果に基づき、肩関節下方関節包の厚み計測方法、内側半月逸脱に関連する関節包の動態評価、脛骨大腿関節のアライメント評価手法などを紹介しながら、参加者の皆さんにとって目新しい超音波画像撮像方法を紹介する。また超音波ガイド下徒手療法のエビデンスを紹介するとともに、徒手療法で狙うべき関節周囲構造についても理解を深めて、翌日以降の臨床に直結する内容をお話ししたい。 |
11:15 ~ | 【質疑応答】 |
11:30 ~ | 【特別講演】 演題:『見えるからわかる。新型プローブでさらに一歩行くエコー診療』 臨床検査技師 松崎 正史 先生 司会:立山直(JSBM理事) 〔要旨〕 超音波診断装置の進歩と開発は、常にマーケットが大きな腹部や心臓、乳腺・甲状腺をターゲットとしており、プローブも腹部=コンベックス、心臓=セクタ、乳腺・甲状腺=リニアを各領域の病態観察に適することを主眼としている。マイクロコンベックスの開発経緯は、心臓の病態観察のためにセクタまで導入せずにコンベックスの延長線上で走査できることを目的としている。そのため分解能をトレードオフした開発思想になっている。今回新たに開発されたマイクロコンベックスは、心臓の病態観察を主眼としていない。そのためトレードオフされた分解能を最大限活かすことで、リニアでもなくコンベックスでもない運動器の病態観察のアプローチが可能となる。今までより「見える」ことでさらに一歩行くエコー診療の可能性について解説する。 |
12:00 ~ | 【昼食休憩】※昼食は各自で用意ください |
13:00 ~ | 【フォローアップ講演】 演題:『バックオーライ!? 足のうしろを狙い撃ち ! うしろゆびをさされない足後方エコーのすゝめ』 金沢大学大学院 機能解剖学分野 かなざわみなみ接骨院 徳田仁志 先生 司会・座長:奥山建志(JSBM理事) パネリスト(Web):山田直樹(JSBM会長)、大原康宏(JSBM理事) パネリスト(現地):立山直(JSBM理事)、山根款(JSBM評議員) 〔要旨〕 足の外側側副靭帯損傷は、足の外傷の“象徴”といっても過言ではない。しかしその影には、外傷後の足部の遺残痛やアスリートに多い“障害”がひそんでいることも事実である。足の後方における外傷といえば、アキレス腱断裂と想像される方は多いかと思うが、日常診療 においては、これ以外にもさまざまな愁訴を訴える患者は多い。この足の後方痛、障害をスクリーニングしていたものの、臨床現場においてしっくりこない症例に遭遇されるセラピストの先生方は少なくないのではないか。そこで今回のフォローアップセミナーでは、足の中でも特に「後方」に焦点を置き、代表的な外傷、障害から一歩踏み込んだ不明瞭な領域まで検討し、従来までにはなかった新しい知見も交えながら、少しでも明確にしていくことに取り組んだ内容を整理してお届けできればと考えている。 足部の影の立役者「足後方」に関し、私を含め「おはこ」と胸をはっていえる方が一人でも多くなることを願っている。残暑厳しいこの関西の地で、多くの方々とお会いできることを楽しみにしております。 |
14:00 ~ | 【質疑応答】 ※オンライン参加者は、この講演(特別講演)後の退出となります。 |
14:15 ~ | 【フォローアップハンズオン 実技編】 講師:徳田仁志(JSBM理事) ※現地参加者のみ 司会・座長:立山直(JSBM理事) |
15:45 ~ | 【質疑応答】 |
16:00 ~ | 【閉会の辞】 大会長:立山直(JSBM理事) |
当開催による参加ポイントは、現地参加には4ポイント、オンライン参加には2ポイント、本会認定資格の更新単位は、現地参加のみ8単位の付与と致します。
参加申込み開始日時
≪参加申込み開始日時≫ 2024年8月5日(月) 15:00 ~
(日時になり次第、JSBMホームページにある『参加申込みフォーム』の入力が可能となります)
参加申し込みフォーム参加費
対面参加:
会員(学会認定資格者のみ)\7,000
オンライン参加:
会員(学会会員、セミナー会員)\5,000
学生会員 \3,000
- 注:
- 現地参加は学会認定資格を取得されている会員のみとなります。
学会認定資格を取得されている方で現地参加をご希望の場合は、参加費¥7,000、オンラインでの参加をご希望の場合は、参加費¥5,000をお振込みください。 - 注:
- オンライン参加の場合は基調講演のみの視聴となり、実技講習は視聴できません。
- 注:
- 本会認定資格の参加費割引等は適応されません。
参加費振込み期限
2024年9月5日(木) ~15:00
受講方法
Web参加のお申込み、参加の流れ
※ZOOMでのウェビナーとなる為、ZOOMアプリのインストールが必要となります。
- ① JSBMホームページに掲載の〝ウェビナー申込みフォーム〟より参加のお申し込み。
- ② 事務局から『参加申込みの受理メール』を受け取り後、参加費のご入金。
- ③ 事務局より参加費の入金確認メールと共に、ウェビナーの『事前登録』URLを取得し、
該当するウェビナーの事前登録。 - ④ 該当するウェビナーの事前登録後、開催当日、
入室に必要な参加URL(ここをクリックして参加)を、ZOOMより配信されるメールで取得。 - ⑤ 受講する際に用いるデバイスのカメラとマイクのチェックを行う。
- ⑥ ウェビナー開催の開始5分前までに、参加するURL(ここをクリックして参加)を押し入室。
⑤までをウェビナー開催の前日までに終えてください。 開催当日のウェビナー登録(③)は、原則として受け付けません。予めご容赦ください。
≪注意事項≫
本会で実施しているウェビナー(Webセミナー)の動画や画像等が、万が一、録画、撮影等による不正行為、また流出等が発覚した場合には、今後、講師や演者からのご協力がいただけなくなる他、損害賠償などの訴訟問題に発展する可能性があります。 また、不正の当事者となる場合は、個人への責任は免れない可能性もありますので、会員の皆様に於かれましては、くれぐれも不正行為をしないよう改めてお願い申し上げます。
ご使用されるPC等にはマイク、カメラの環境(ノートPC内蔵のカメラ等)が必要となりますので、ウェビナー前日までに必ず使用される機器をご確認いただき、Zoomの動作確認をした上でご参加ください。Zoomの事前テスト方法 (http://zoom.us/test)
マイクおよびカメラに関しては、原則として必須とさせていただいておりますが、参加される方々の映像に関してはホスト(座長および講師)以外には公開されません。ただし口頭による質問の際には公開されることもあります。非申込者の参加防止の観点からカメラをご準備していただく主旨となっておりますので、どうぞご理解ください。
録音、録画に関しては固くお断りさせていただいております。
お申込みされた本会の会員以外の方が、ウェビナー参加者とともに同一施設や同一デバイスで閲覧することはご遠慮ください。(お申込みされた本学会会員であれば結構です)
Webを用いたセミナーですので不測の事態が生じることもございますが、その際はご容赦くださいます様よろしくお願い申し上げます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
≪概要≫
開催名称 | 第28回JSBMフォローアップウェビナー≪大阪ハイブリッド開催≫(足部開催) | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
テーマ | 中級者向け 足部後方の超音波観察法 | ||||||||||||||||||
日時 | 2024年9月8日(日) 10:00 ~ 16:00 | ||||||||||||||||||
会場 | 本セミナーはハイブリッド開催となり、オンライン参加者はzoomを使用します。お手持ちのPC、タブレットまたはスマートフォンによりご参加ください。 | ||||||||||||||||||
参加対象 | 一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会 会員 | ||||||||||||||||||
参加方法 | お申込み後、参加受理とする方に対しメールをお送りします。 続いて参加費のご入金を確認した後、該当するウェビナーの事前登録URLをメール致しますのでご登録ください。 ウェビナーの事前登録を済ませて頂いた後、開催当日に入室する為のURLをメール致します(なお期日内にご入金が確認できなかった際には申込は取消とさせて頂きます)。 詳しくは上記案内の≪受講方法≫をご確認ください。 |
||||||||||||||||||
参加費 | 対面参加:会員(学会認定資格者のみ)\7,000 ※昼食は各自で用意ください オンライン参加: 会員(学会会員、セミナー会員)\5,000 学生会員 \3,000 ※参加費をお支払いされた方に対しては、後日にアーカイブ配信予定。 ※徳田仁志先生のご講演のみ、開催後のアーカイブ配信はされません。 |
||||||||||||||||||
定員数 | 定員数は定めませんが、参加枠に限りがありますのでお早めにご検討下さい。 | ||||||||||||||||||
申込日時 | 8月5日(月)15:00 ~ ※定員数になり次第、申込みの受付けを終了いたします。 |
||||||||||||||||||
入金締切日 | 9月5日(木) 15:00まで | ||||||||||||||||||
内容 | テーマとしている「中級者向け 頸部の超音波観察法」に対し、学会講師により各演題名による超音波観察法を紹介。 | ||||||||||||||||||
講師 | 工藤 慎太郎(くどう・しんたろう) 森ノ宮医療大学 教授、インクルーシブ医科学研究所 所長 2003年平成医療専門学院理学療法学科卒。井戸田整形外科リハビリテーション科,国際医学技術専門学校教員を経て,14年より森ノ宮医療大講師。16年鈴鹿医療科学大大学院博士後期課程修了。21年より現職。 徳田 仁志 (トクダ ヨシユキ) かなざわみなみ接骨院 院長 金沢大学大学院機能解剖学分野 博士課程 一般社団法人日本超音波骨軟組織学会(JSBM)理事、認定講師 |
||||||||||||||||||
ご注意 |
≪以下に、ご了承の上でお申し込みください≫
|
||||||||||||||||||
お申込み方法 |
|
||||||||||||||||||
ご入金先 (参加費) |
【参加費のお支払い】 9月8日(日)第28回 フォローアップセミナー2024 ≪大阪ハイブリッド開催≫ ≪参加費≫ 対面参加: オンライン参加:
☆銀行からお振込によるご入金 金融機関名:ゆうちょ 銀行(金融機関コード9900) 支店名:〇一九 店(店番号019)「ゼロイチキュウテン」 預金種別:当座 口座番号:0444852 受取人氏名:イッパンシャダンホウジン ニホンチョウオンパコツナンソシキガッカイ ☆郵便振替用紙によるご入金 郵便振替口座番号:00130-4-444852 加入者名:一般社団法人 日本超音波骨軟組織学会 郵便局に備え付けの郵便振替用紙に振込先・住所氏名・金額・振込み内容などをご記入の上お振り込み下さい。 ☆PayPal(クレジットカード)でのお支払い PayPalでのお支払いには、PayPalの会員登録(アカウント)が必要となります。PayPalのご利用方法については、PayPalのホームページ(日本語公式)をご覧ください。 この処理に際して知り得たいかなる個人情報についても、本学会運営以外の目的には利用致しません。 【現地参加:会員】
【オンライン参加:会員】
【オンライン参加:学生会員】
≪ご注意≫ |
||||||||||||||||||
お問い合わせ先 | (一社)日本超音波骨軟組織学会 事務局 TEL:029-838-0884 営業時間:月曜日~金曜日(午前9時~午後12時/午後1時~午後5時30分) メールでのお問い合わせはこちらから |
≪参加申込み開始日時≫ 2024年8月5日(月) 15:00 ~
(日時になり次第、JSBMホームページにある『参加申込みフォーム』の入力が可能となります)
参加申し込みフォーム開催における注意事項
新型コロナウイルス感染症の発生に関しまして、本会では、政府、自治体、関係諸機関等から示される正確な情報の収集に努めると共に、感染拡大の防止に細心の注意を払い、各開催を実施して参ります。現地会場へお越しいただく皆様におかれましても、手洗いやマスクのご準備、うがいなど、感染防止策へのご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
大阪会場のご案内
令和6年9月8日(日)10時00分~16時00分
新大阪丸ビル別館3階 3-2号室
(大阪市東淀川区東中島1-18-22)TEL. 06-6325-1302
会場へのアクセス
当館に駐車場は併設しておりません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
新大阪駅からお越しの方へ
新大阪駅出口のご案内
JR東海道本線 新大阪駅
在来線:東改札口を出て左に直進し、東口⑪へ。
新幹線:南改札口を出て左に直進し、東改札口の前を通って東口⑪へ。
大阪メトロ御堂筋線 新大阪駅
中改札から出て5番出口を直進。
右手の階段を上がり、JR新大阪駅 東改札口の前を通って東口⑪へ。