日本超音波骨軟組織学会では、 平成25年度より､これまで開催されていた超音波ハンズオンセミナーを初級編と位置づけし､ 平成24年度と同様､実技に関するプログラムを組み込んだハンズオンセミナー開催を致します｡ そのハンズオンセミナー第9回目の開催を､来る6月23日（日）に天神ビル 11階 9号で開催致します｡今回のメインテーマは『 下肢の観察 』です｡

✤ 基調講演には、これまでも研究発表やセミナーの講師役としてご活躍いただいて来た渡辺正哉先生による『エコー画像からわかること（下肢軟部組織損傷）』という研究講演が行われます。渡辺先生は理学療法士でもあり、豊富な機能解剖学の知識を用いた超音波エコー観察アプローチ法について、実技を交えてお話をお聞かせいただける予定です。基調講演と併せて、必ず皆様のお役に立つことと存じます。

✤ シンポジウムの部では､九州地区の理事、評議員の先生や運動器系超音波技師の資格を取得されている先生方３名による症例発表をして頂きます｡ 学会理事の先生方にはパネリストとしてついて頂き､会場の皆様と活発な意見交換を行いながらシンポジウムを行います｡

✤ お昼を挟み､午後からは『 下肢の観察 』をテーマに症例画像も参照しながら、 解剖、症例、描出方法などの講義に加え、実際に装置を使った実習で臨床的な活用方法を学ぶ教育セミナーを行います。

　◇初級編　今回のテーマは「 足関節 」です。
　初級編では症例画像の鑑別をテーマに、豊富な症例の紹介を中心に描出のための知識と技術、 読影と考察、判断方法が解説されます。 必要とされる解剖学の知識やプローブ走査方法などを、JSBM講師の説明を聞くだけではなく、 会場内に配置された各装置に付くJSBMインストラクターの指導のもと、 参加者にも実際に超音波診断装置を使って、 課題として出される対象部位の描出を体得していただきます。

　会員外の方は､JSBMインストラクターによる指導は受ける事が出来ませんが見学は可能です｡また､最新の超音波診断装置を並べた体験コーナーを設けますので､自由に触る事が出来ます｡

✤ 初級編の後には､開催案内に同封させて頂いた事前アンケートを元に､Q&Aコーナーの時間を設けます｡普段聞けない疑問などを学会講師の先生方に何なりと質問して下さい｡事前に症例データを事務局に送って頂ければ､より一層の細かな解説をして頂けますので､是非 事前アンケートを事務局まで送付またはFAXして下さい｡

❀ 事前に参加費を払い込まれた会員には、抄録集が当日無償配布されます。
尚､当日に参加頂いた方々にも抄録集を無償で配布させて頂きますが､数に限りがございますので､事前の振込みをお願い致します｡
（抄録集を当日にお渡しできなかった場合には､後日､郵送にて送付させて頂きます｡）

❀ 事前に参加費を払い込まれた方が、万一当日のご参加を果たせなくなった場合には、後日
抄録などを事務局よりご郵送させていただきます。