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第34回 西日本支部九州分科会
2011/12/07 更新
穏やかな日差しがのぞく11月13日、かごしま県民交流センターに、第34回 西日本支部九州分科会が総勢43名の参加者を迎えて開催されました。
【開会の辞】  今日は基調講演を鹿屋体育大学の学長でおられる福永哲夫先生にお願いしております。この様な機会に良い講演を聞いて、明日からの我々の業務に活かしていきたいと思います。またパネリストの方には早稲田大学の川上泰雄先生をはじめ、超音波に精通された先生方がおられますので、こちらも良いお話を伺う機会があるのではと期待をしております。最後まで聴講をよろしくお願いいたします。と言う開会のご挨拶を、田中 和夫 監事・西日本支部副支部長より頂きました。
田中 和夫 西日本支部副支部長 田中 和夫
西日本支部副支部長
【基調講演】

                司会:寺原 雅典 学会理事(宮崎県)

「ヒト身体運動のパフォーマンスに及ぼす 筋腱複合体の形状と機能:超音波法の応用」
   鹿屋体育大学 学長 福永 哲夫 先生


 ヒトの身体運動を対象として、超音波を用いて筋繊維の収縮特性や腱の弾性特性を定量評価しようとする研究、それにより筋力を発揮するのは筋繊維の短縮性収縮ではなく等尺性収縮による事や、腱組織の伸張により弾性エネルギーが蓄積されている事実が明らかになった事などをユーモラスな動画を交えてお話し下さいました。

 腱の伸張などは初めて聞いた様子の参加者も多く、腱も含めたトレーニングにはどのような歩き方が良いか、筋と腱のトレーニングはどういった組み合わせが良いか、腱を鍛えるのに良いアイソメトリック運動とは具体的にどういった運動なのか、等の質問が会場から寄せられました。

司会:寺原 雅典 学会理事 司会:
寺原 雅典 先生
講演者:福永 哲夫 学長 講演者:
福永 哲夫 鹿屋体育大学学長
基調講演の様子基調講演の様子

【シンポジウム】  「下肢の外傷と超音波検査」
 座長:大原 康宏 学会理事(福岡県)

   パネリスト:福永 哲夫 先生(鹿屋体育大学 学長)
         川上 泰雄 先生(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授)
         渡辺 正哉 先生(東京福祉大学講師、名古屋市立大学医学部TA)
         山田 直樹 先生(瑞穂接骨院 院長)

   発表課題:「アキレス腱の断裂・縫合術後の変化:受傷後1年半の追跡」      川上 泰雄
        「ヒト足部安定の主役とは ― ヒラメ筋の超音波解剖とバランス分析」 渡辺 正哉
        「足関節外側支持機構の破綻に対して何をすれば良いのか?
          ―ATFL、CFL損傷後のリハは腓骨筋の強化で良いのだろうか―」  山田 直樹

座長:
大原 康宏 先生
パネリスト:
福永 哲夫 先生
パネリスト・発表者:
川上 泰雄 先生
パネリスト・発表者:
渡辺 正哉 先生
パネリスト・発表者:
山田 直樹 先生
シンポジウムの様子シンポジウムの様子
【教育セミナー】  昼食休憩をはさみ、プログラムは教育セミナーの部へと移りました。

  入門編第3章ー「下肢(健常例)」ー
         講師:大原 康宏(福岡県)

講師:大原 康宏先生・理事(福岡県) 講師:
大原 康宏先生
 プログラムは最後の教育セミナー初級編「上肢」の部へと移りました。
 今回の初級編は「上肢」をテーマに行われました。

  初級編ー「上肢」ー
     講師:渡辺 正哉(愛知県)
              インストラクター:中嶋 晋(長崎県)、平川 敬史(長崎県)
                       小幡 龍生(熊本県)、山田 直樹 (愛知県)

講師:
渡辺 正哉先生
教育セミナー「初級編」の様子 教育セミナー「初級編」の様子
【開会の辞】  寺原雅典理事より閉会のご挨拶があり、第34回九州分科会は無事終了致しました。
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