平成25年度、最初のセミナーが東京都江東区において開催されました。朝から強い雨が路面を叩き少し肌寒く感じました。そんな悪天候ではありましたが103名(スタッフ含む)の参加者にお集まりいただきました。
【シンポジウム 症例発表1】 座長 曽山 良之輔 副座長 柳田 雅彦
発表:
★『関節遊離体の超音波観察の有効性』 大瀧 晃 先生
★『尺骨骨幹部骨折の超音波観察と有用性』中村 優樹 先生
★『橈骨遠位端部若木骨折、超音波とデジタルレントゲン画像の特性』寺嶋 竜太 先生
上記3名の会員より症例発表をしていただきましたが、この3名は昨年中級セミナーを卒業され、今春に学会認定の運動器系超音波技師の資格を取得された方々です。
学会での発表は初めてという事で緊張された面持ちではありましたが、これまでに発表された講師の先生方と一味違った発表になったかと思われます。
座長 曽山 良之輔 副座長 柳田 雅彦
【シンポジウム 症例発表2】 座長 坂本 哲也
発表:
★『肘関節周辺の外傷例』 矢島 勇 先生
★『肘関節のドプラ画像』 新井 達也 先生
★『肘部損傷の3症例』 曽山 良之輔 先生
★『肘関節損傷の4症例』 柳田 雅彦 先生
症例発表2では上記4名の先生方より「肘関節」の発表をしていただきました。
症例・X線写真・MRI写真・解剖写真等で非常に分かりやすい解説を交えての症例の発表となりました。
坂本 哲也 先生
講師:坂本 哲也
インストラクター:柳田 雅彦・曽山 良之輔・新井 達也・矢島 勇
昼食を挟み午後からは教育セミナーとなりました。実技に入る前に坂本先生から「肘関節の基本走査法」についてお話を頂き、「野球肘」「Fat pad sign」の基本的な走査法(ルーティーン)から当て方・見方の解説をしていただきました。その後、解説に沿った実技を各ブースに分かれて参加した先生方にはインストラクターの指示・解説のもと、実習をして頂きました。
教育セミナー「初級編」の様子
パネリスト:柳田 雅彦・曽山 良之輔・新井 達也・坂本 哲也
このコーナーでは事前アンケートで寄せられた質問やフロア内から投げかけられた質問を上記パネリストの先生方に対応して頂きました。多くの質問が寄せられ時間内に終了する事が出来ず、開催終了後もパネリストへ駆け寄る参加者も見受けられました。