今回で学術総会は13回目を迎えるが、初めて名古屋で開催することとなった。昨今、業界ではエビデンスの構築や学術の確立の必要性がよく叫ばれているが、本学会が柔道整復術の確立や強化に役立てればと考えている。私自身もまだまだ勉強中の身で分からないことだらけだが、基調講演と共に13演題をしっかり聞いて勉強させていただきたいと思う。明日からの診療に役立てるように大いに勉強して活発な意見交換をしていただきたい〟とのご挨拶を山田 直樹会長より頂きました。
司会者:渡辺 正哉 先生
「酸感受性イオンチャネルの痛み・痒みへの関与について」
名古屋市立大学 医学研究科 機能組織学分野 教授 鵜川 眞也 先生
講演前半は体が刺激を受けてから反応するまでのメカニズムや感覚などについて、後半では鵜川氏が主に研究しているという酸による痛み・痒みについて解説がなされた。
渡辺 正哉 先生
鵜川 眞也 先生
座長:柳田 雅彦 澤田 規
「※」印が発表者(演者)
「コーレス骨折における伸筋腱第2区画の移動」
サンマルシェわたなべ接骨院 ※錦戸 成孝 大川 誠一
名古屋市立大学大学院医学研究科機能組織学 渡辺 正哉
「ベーカー(Baker)嚢腫破裂症例」
サンマルシェわたなべ接骨院 ※大川 誠一
「アキレス腱の超音波解剖」
九州医療専門学校 ※勝田 浄邦
久留米大学医学部解剖学講座 嵯峨 堅、山木 宏一
「学童期野球肘における超音波観察の有用性
―投球時痛の有無による各徒手検査との比較において― 」
ヤマモト整骨院 ※山本 幸治
座長(左:柳田 雅彦 先生 右:澤田 規 先生)
超音波観察の有用性、施術への応用など、とても関心深い発表がなされ、参加者は皆、食い入る様に症例画像をご覧になり、一生懸命にメモをとられてた方も見受けられました。
座長:大原 康宏 新井 達也
「※」印が発表者(演者)
「アキレス腱断裂の保存的療法における一考察
~超音波観察による経時的変化~ 」
桂岡接骨院 ※梅田 和典
TAKEDA GROUP 武田 哲也
札大前接骨院 亀山 千慧
「後脛骨筋腱の描出方法 -外脛骨の症例に対するアプローチ方法の考察-」
おおさと康復接骨院 ※矢島 勇
「足関節底屈動作中の下腿三頭筋の筋束動態と足部変形の生体計測
―超音波法と3次元動作解析によるアプローチ―」
早稲田大学スポーツ科学研究科 ※塙 真太郎
早稲田大学スポーツ科学学術院 阪口 正律 川上 泰雄
「円皮鍼の効果と超音波診断装置における筋滑走性の有用性について」
森ノ宮医療大学 保健医療学部 ※澤田 規
医療法人一裕会 辻クリニック 立山 直 福田 亮
「手術適応とされた第1中足骨基部3parts骨折における
超音波診断装置の有効利用法 」
まえだ鍼灸整骨院 ※前田 尚利
おくやま整骨院 奥山 建志
森ノ宮医療大学 保健医療学部 澤田 規
座長(左:新井 達也 先生 右:大原 康宏 先生)
超音波観察の有用性、施術への応用など、とても関心深い発表がなされ、参加者は皆、食い入る様に症例画像をご覧になり、一生懸命にメモをとられてた方も見受けられました。
座長:大原 康宏 曽山 良之輔
「※」印が発表者(演者)
「有痛性外脛骨(TypeⅡ)の超音波観察が診断に巧を奏した一例」
自衛隊体育学校 スポーツ科学科 ※大瀧 晃
帝京平成大学 ヒューマンケア学部柔道整復学科 竹内 京子
至聖病院 堀川 治
自衛隊体育学校 藤木 崇史
「アキレス腱断裂保存治療体験報告」
渡辺接骨院 ※渡辺 孝也
「下腿三頭筋内側頭挫傷に対する固定の重要性」
麹町白石接骨整骨院、名古屋大学大学院医学系研究科機能組織学 ※白石 洋介
「膝関節の複合損傷に対し、超音波診断装置を有効に使用した1例」
おくやま整骨院 ※奥山 建志 原口 卓人
森ノ宮医療大学 保健医療学部 澤田 規
講師:奥村 卓巳 先生
インストラクター:錦戸 重孝 大川 誠一 山本 幸治 矢島 勇 梅田 和典 奥山 建志
会員セミナーの様子
●優秀賞
「アキレス腱の超音波解剖」
九州医療専門学校 勝田 浄邦
●最優秀賞
「有痛性外脛骨(TypeⅡ)の超音波観察が診断に巧を奏した一例」
自衛隊体育学校 スポーツ科学科 大瀧 晃
最優秀賞 大瀧 晃 先生