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第30回 東日本支部学術集会
2015/1/14 更新


 平成26年2月16日、東京有明医療大学にて第30回東日本支部学術集会が開催されました。東京有明医療大学をお借りしての開催は初めてという事もあり、ご参加頂く会員の皆様にとっては新しい感覚での開催となりました。 今回、大学を利用させて頂くにあたりましては、東京有明医療大学の関係各位には多大なご配慮ならびにご協力を頂き、心より御礼申し上げます。

【開会・連絡事項】 對馬 雅彦 学会東日本支部長・大会委員長
【開会の辞】 川上 泰雄 学会副会長(早稲田大学教授)

開催にあたって当学会東日本支部長の對馬雅彦先生より学会の流れ、注意事項の説明、開催の辞を当学会副会長の川上泰雄先生よりご挨拶を頂きました。

對馬 雅彦
学会東日本支部長・大会委員長
川上 泰雄 学会副会長
(早稲田大学教授)
【基調講演①】
座長 竹市 勝先生 学会理事・諮問委員  副座長 新井 達也先生 学会理事

「肩鎖関節の安定化メカニズム -肩鎖靭帯と烏口鎖骨靭帯の肉眼解剖-」

                東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科 助教 中澤 正孝先生

 肩鎖関節の安定性に大きく関係する肩鎖靭帯や周囲の筋肉との関係性及び特徴について、解剖画像などを用いてのお話をして頂きました。またそこから見えてくる従来の解剖学書とは異なる解剖所見を提示し、機能解剖学的に論じて頂きました。


中澤 正孝 先生
【基調講演②】
座長 川上 泰雄先生 学会副会長  副座長 新井 達也先生 学会理事

「肩関節の疼痛 -その痛み本当に・・・?-」

               東京有明医療大学保健医療学部柔道整復学科 准教授 久米 信好先生

 肩関節の疾患の際に患者が訴える疼痛が内因性なのか外因性なのかを見極めることが重要であり、またその診断方法などをお話ししていただきました。また肩関節の損傷の際の包帯の巻き方を実際にモデルを使って実演していただき大変勉強になりました。


久米 信好 先生
実演時
【肩の症例に対するQ&A、ディスカッションの部】
座長:柳田 雅彦先生 学会理事  副座長:曽山 良之助先生 学会理事

①「肩関節周囲の損傷」  矢島 勇先生

②「肩関節周囲に起こった軟部組織損傷」  坂本 明広先生

③「高校球児における肩のインピージメントを超音波で観察する- エコー観察で想定できる投球フォーム‐」 
  早川 浩実先生

パネリストに基調講演を頂いた久米先生、中澤先生の他、JSBM元会長で、現在は当会の運動器系超音波認定講師として多大なご協力を頂いております佐藤和伸先生、また、JSBM元理事であり、佐藤先生と同じく運動器系超音波認定講師として開催の多くにご協力頂いている坂本哲也先生の4名の先生方について頂き、発表された各発表に対して活気あるディスカッションが行われました。 とても興味深い症例や様々な意見が飛び交い大変有意義な時間だったことが印象深かったです。

矢島 勇(埼玉県)
坂本 明広(東京都)
早川 浩実(千葉県)
  

【会員セミナーの部】

     『教育セミナー』講師 坂本 哲也先生 学会認定講師

肩関節の撮り方を実技を兼ねてご説明頂きました。会員の方々も積極的に取り組んでいた様子が伺えました。

講師 坂本 哲也先生
【閉会の辞】 竹市 勝  学会理事・諮問委員(国士舘大学教授)

閉会の辞を学会理事の竹市勝先生よりご挨拶頂き、第30回東日本支部学術大会が無事終了致しました。

竹市 勝 学会理事・諮問委員
(国士舘大学教授)
  



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