拝啓 秋冷の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
上肢・下肢などを中心とする運動器を対象に、超音波診断装置の活用を提唱する本学会の活動は、6年にわたる努力で全国に及ぶようになり、柔道整復師とスポーツ医科学分野の関係者を主力に730名の会員を擁するようになりました。
そして今回は、発足の地でもある東京に戻り、東日本支部の学術集会を10月29日に東京ビッグサイトで開催致します。
秋田大学医学部整形外科学分野の先生方には、一昨年来温かい応援をいただいており、今回の10月29日には、高橋周先生と阿部秀一先生をお招きし、豊富な症例画像と解剖データで検証された、2題のご講演をしていただきます。
この講演を通じて、超音波診断装置が痛みのもとや病変の状態を探究するのにどれほど有効であるか、触診同様に患者さんにリアルタイムに触れることのできる便利な道具であり、しかも他の画像診断装置に比べても導入や操作が容易であるということも、必ずお分かりいただけると思います。
是非とも、万障お繰り合わせの上、多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
◎会員による研究発表、症例発表も6題あります。身近なテーマも多く、会場での活発な
質疑応答が期待されます。
◎教育(初級)セミナー・シリーズは、今回「上肢・下肢実技編」です。走査法と症例画像の紹介 、読映法などを、講師の説明を聞くだけではなく、参加者にも実際に超音波を使ってプローブ ・ワークを体験していただきます。インストラクターの先生方が、各機に付いてご指導致します ので、初心者の方も是非体験してお帰り下さい。
今回の教育(初級)セミナーに参加した、医療系の国家資格を持つ本学会の正会員の方には、【基礎編T(上肢・下肢)修了証】が授与されます。修了証は、後日事務局より発送致します。
現在未入会の方でも、当日入会されれば、修了証を受け取れます。これまでに【基礎編U(体幹)修了証】を取得されている方は、今回の出席で中級セミナーへの参加資格が揃います。
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