拝啓 向寒の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
柔道整復師とスポーツ医科学分野の関係者を主力に、730名の会員を擁するようになった
日本超音波骨軟組織学会(JSBM)は、年内最後を飾る催しとして、東北分科会を来る11月26日にフォレスト仙台を会場に開催致します。
運動器系の骨・軟部組織を対象とした観察・診察に、超音波診断装置を用いることが、整形・柔整の壁を越えて大きな流れを生みつつあります。そのような中で、一昨年来本学会に多大なるご協力をいただいております医学部整形外科学分野からは、今回も高橋周先生と阿部秀一先生にご講演をいただきます。
豊富な症例データと解剖学の深い知識に裏付けされたご講演は、初心者にもわかり易く、一方で中級者や上級者の日頃の疑問にも答える内容の濃いものとなっています。この講演を通じて、超音波診断装置が痛みのもとや病変の状態を探究するのにどれほど有効であるか、他の画像診断装置に比べても導入や操作がいかに容易であるかということが、必ずお分かりいただけると思います。
東北地区の皆様には、この機会を逃すことなく、万障お繰り合わせの上、是非ご参加されますようお願い申し上げます。
☆会員による研究発表は3題が予定されています。活発な質疑応答も期待されます。
☆教育(初級)セミナー・シリーズは、今回「体幹実技編」です。頸部、胸郭、腰部をテーマに、プローブワークと症例画像の紹介、読映法などを講師の説明を聞くだけではなく、会場に配置された各機に付いたインストラクターの指導のもと、参加者にも進行に合わせて実際に超音波を使って体験していただきます。
今回の教育(初級)セミナーに参加した、医療系の国家資格を持つ本学会の正会員の方には【基礎編U(体幹)修了証】が授与されます。修了証は、後日事務局より発送致します。
現在未入会の方でも、当日入会されれば、修了証を受け取れます。これまでに【基礎編T(上肢・下肢)修了証】を取得されている方は、今回の出席で中級セミナーへの参加資格が揃います。
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